河北省:ケーキ店経営者が不当連行
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 【明慧日本2014年6月18日】河北省秦皇島市(しんこうとう)撫寧県の法輪功修煉者・王海金さん(男性)は今年4月に不当に連行され、地元の留置場に2カ月近く拘禁されていた。

 同月22日昼頃、撫寧(ふねい)県国保(国家安全保衛)大隊、北戴河海寧路派出所、撫寧県牛頭崖派出所の警官らは、王さんが経営しているケーキ店に侵入し、王さんを不当に連行した。さらに、店内のノートパソコン、携帯電話、私物および親戚のマイクロバスを没収した。

 その後、警官らは王さんの自宅に押し入った。王さんの母親(78)は驚いてけいれんし、床に横たわっているにもかかわらず、警官らに押さえ付けられた。

 家族は王さんの解放を求めて、県公安局、国保、派出所、留置場を奔走している。家に残された幼い子供の面倒を見る人がいなくなった。店もやむを得ず閉店し、毎日少なくとも400~500元(およそ8000円)の損失が出るという。

 今月13日、家族は国保大隊から「面談通知」を受けた。家族は面談内容を電話で聞こうとしたが「協力しないなら、強硬な手段を使うぞ」と脅された。

 現在、王さんは不当拘禁に断食で抗議したため、とても衰弱している。しかし、警官らは王さんを解放せず「上層部の指示がないと解放できない」と言ったという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/6/16/293550.html)
 
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