真に内に向けて探せば すべてが変わる
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2014年6月23日】数年前の事、私はずっと主人と同修との間の隔たりに悩まされ、夫が同修Aのやり方を気に入らないと思えば思うほど、同修Aはなお更、夫の前でそのやり方を見せてしまうという具合でした。

 その時私たちが借りていたアパートの契約期間が満了したので、新たにアパートを借りたいと思っていました。ちょうど同修Aが家に来て、自分の親戚のアパートが空いているので、聞いてくれると言いました。それで結果がどうなったかを主人は数回聞きに行きましたが、同修Aはなぜか冷めた表情で「しばらく待っていてください」と言いました。待ちに待っていましたが、最終的に同修Aはやはり聞いてくれませんでした。

 主人はどうしても理解できず、同修Aのことに言及すると、つい顔に不満を現します。私は毎回苦労して「これはあなたの心性を高めるためではないですか? どうして怒るの? 恨む心を取り除けば、かえっていい事になるでしょう? 旧勢力が私たちと同修Aの間に隔たりを作るためにやっていることだから、旧勢力の罠にはまらないで」と説得しましたが、しかし、毎回主人は更に不機嫌になって、私に「あなたの境地は高い。私には無理です」と言います。

 先日またこの事に言及していたら、突然師父が説いた「もし第三者が彼ら二人のトラブルを見たら、その第三者も偶然にそれを見たのではないと私は思います。どうして私に彼らのトラブルを見せたのでしょうか、私にまだ足りないところがあるのではないか、と第三者であるあなたまで、考えるべきです。このようにすべきです」[1]を思い出しました。

 私は毎回のように主人を説得するのをやめて、内に向けて探しました。自分は同修Aに恨む心はないと思いますが、嫉妬心がまだあるはずです。師父は「佛光が普く照らせば、礼儀が圓明となる」[2]を説かれました。もし私の空間場範囲内が真にそれほど純正で清らかであれば、主人も私の前で他人を怨むことはないでしょう。それで正念を発して、自分の空間場の嫉妬心を取り除く事にしました。しばらく経つと主人が独り言を言うかのように「実は私も怒るべきではなかった。同修Aは聞いてくれなかったけど、でもそれでいいことにつながったのではないか!」と言うのが聞こえました。法に基づいて内に向けて探したら、簡単に主人と同修間のへだたりが解けました。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『米国西部法会での説法』
 [2] 李洪志師父の著作:『転法輪

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/6/19/293286.html)
 
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