恨む心を解く
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文/晨曦

 【明慧日本2014年年6月27日】先日、中学時代のことを思い出して、私はだんだんと腹が立ってきました。次の日、また親戚の子とのトラブルについても思い出しました。それらのことに動揺してはいけないと思っていますが、心の中ではいろいろなことを思い出してしまいます。昼寝の時、邪悪は隙を探し、私に偽りの現象を見せたのでしょう。

 内に向けて探してみると、私には負けず嫌いのところがあります。もし私が法に基づいて、しっかり自分を律し、いつも善をもって人に接していれば、邪悪に干渉されることはなかったでしょう。師父は「煉功の時にあれこれと妨害が現われてきた場合、まず自分自身から原因を捜し、まだ何か捨てなければならないものがあるのではないかと考えるべきです」[1]と説かれました。

 自分が邪悪に干渉された過程を思い出すと、本当に落とし穴に落ちてしまったという感じがしました。最初から、それらの良くない思いが出てくるとき、自分は修煉者だと認識して、邪悪の按排を正念で取り除くべきです。この中に、「名」を求める心、嫉妬心、恨む心などが混じっています。この「恨む心」は、日常生活の中で上手に覆い隠されています。たとえば、この「恨む心」のせいで、大人になったときに、自分の生活状況に不満を持ち、小さい時には人を恨み、さらに幼い時には、母の手伝いを少し多くやれば、すぐ機嫌が悪くなりました。

 以前、夢の中に、よく私が好きでない人が出てきました。すると、ついつい私は「恨む心」にだまされてしまいます。考えれば考えるほど怒りがどんどん増したり、家族と喧嘩したり、トラブルを起こしたりしました。自分も干渉されましたし、人にも干渉し、修煉の道で障害を作りました。

 大法弟子の修煉は「真善忍」に同化します。これらの執着に対しては、注意すべきです。そして、直ちに執着を取り除くように努力しましょう。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/24/222098.html)
 
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