江蘇省の法輪功修煉者6人 1年以上不当に刑期延長
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 【明慧日本2014年7月5日】江蘇省徐州市豊(ほう)県の法輪功州煉者・劉巧珍さん(女性)と郭艶華さん(女性)および司秀麗さん、孫梅英さん、姜群さん、李新栄さんの4人は昨年5月4日、地元の警官により不当に連行された。案件は2回裁判が行われたが結果が出ず、妻の解放を要求した劉さんの夫は不当に身柄を拘束された。現在、劉さんたち5人はいまだに徐州市留置場に拘禁されている。

 連行された当日、豊県のある法輪功修煉者の電話が盗聴されたため、劉さんたち6人の修煉者が連行された。また、所持していた現金、預金通帳および鍵と法輪功の資料を没収された。

 翌日、警官らは劉さんと郭さんの自宅のパソコン、テレビ、預金通帳、キャッシュカードおよび現金数千元を没収した。その後、司さん、孫さん、姜さん、李さんの4人も自宅の家財を没収され、6人は徐州留置場に拘禁された。李さんは健康上の問題で「重病のための服役中の一時出所」となった。

 同年11月15日、豊県裁判所は拘禁期間を過ぎた状況下で、6人に対して不正裁判を行った。しかし、結果は出なかった。

 今年4月10日、同裁判所は再び6人に対して裁判を行ったが、同じく結果は出なかった。

 劉さんの夫・李擁軍さんは絶えず裁判所に妻の解放を要求したが、関係者に全て拒否されたという。

 先月6日、李さんとほかの法輪功修煉者4人は、無罪解放を要求するため豊県裁判所行く途中、鎮派出所の警官に連行され、車も没収された。当日午後2時、警官らは李さんの自宅に侵入し、法輪功の関連書籍、DVD、パソコンおよび貴重品を没収した。さらに、家にいた未成年の娘を脅した。また、ほかの4人の修煉者の家財も没収されたという。

 現在、李さんの2人は家に残され、面倒を見る人がいないという。

 先月13日、李さんの長女と法輪功修煉者2人の家族が共に豊県開発区派出所を訪ねた。ようやく関係者が応じたため2人の家族は現金、預金通帳などを返還されたが、李さんの長女は何も返還されず、車やカメラはまだ豊県公安局に没収されたままだという。

 現在、李さんおよび修煉者2人は豊県留置場に拘禁されている。ほかの修煉者2人は拘置所に拘禁されているという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/6/18/293619.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/6/27/1813.html)
 
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