上海市の元高専教師 薬物迫害を受けた疑い
■ 印刷版
 

 【明慧日本2014年7月18日】上海市の法輪功修煉者・杜志龍さん(74)は3月26日、警官に不当に連行されて浦東(ほとう)留置場に拘禁された。1カ月後の4月25日、杜さんは洗脳班に移送された。洗脳班で迫害を受けた杜さんは現在、記憶力が衰退し、聴力・視力も低下し、極度に痩せ細り、正常な会話ができなくなった。杜さんは薬物迫害を受けた疑いがあるという。

 杜さんは専門学校の教師である。杜さんは法輪功を学んでから「真・善・忍」の教えに従い、生徒や同僚とも仲が良く、教え方が上手で好評だった。しかし、1999年7.20、中国共産党が気が狂ったかのように法輪功に対する迫害を開始したため、杜さんは法輪功を学んでいるとの理由で、6回連行されて拘禁された。

 今年3月26日、数人の修煉者が杜さんの家で一緒に法輪功の書籍を読んでいたとき、突然、30数人の警官が杜さんの自宅に不法に押し入り、杜さんを含む9人の修煉者を連行した。その後、警官は家宅捜索を行い、杜さんの家にあったパソコンやプリンタを没収した。

 そして、修煉者たちは夜中の1時に浦東新区留置場に送り込まれて拘禁された。その1カ月後、杜さんを含む修煉者4人は奉賢(ほうけん)区洗脳班に移送された。

 しかし、洗脳班に1カ月程ほど拘禁された杜さんは、記憶力、聴力、視力がかなり衰退し、人との会話も正常にできず、単語しか話せなくなったという。

 この洗脳班で法輪功修煉者は単独に拘禁されて24時間監視され、部屋から出ることを許されず、朝から晩まで洗脳されている。洗脳班は洗脳を抵抗する修煉者に対して薬物迫害を加えている。

 明慧ネット2005年11月13日の報道によると、洗脳班で5人の女性修煉者が注射や食事に神経を破壊する薬物を混入され、痴呆症や会話ができない精神障害の症状が現れた。2012年10月、洗脳班に拘禁されていた呉里有さんは薬物を食事に混入された。1カ月後、洗脳班から出た呉さんは、体中に赤いぶつぶつが出てきて、がまんできないほと痒くなったという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/7/4/294261.html)
 
関連文章