副局長が私を呼び出し、三退した
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文/黒竜江省の大法弟子

 【明慧日本2014年7月31日】私は政府機関に勤めています。私を知る人は皆、私が法輪功を修煉していることを知っているので、どこにいても私は常に大法をもって自分を厳しく要求するようにしています。私たちの職場では毎日、何人かの局長と各オフィスの責任者が定刻に出勤する以外、他の職員たちの出勤時間は一定せず、出勤しなくても不思議ではありません。しかし、私は大法修煉者であり、大法をもって自分の言動を律しなければなりません。私は毎日定刻に出勤し、一番にオフィスに着いて、五つのテーブルとイス、床を拭きます。

 ある日、会社のトイレが臭くて汚く、使用できなくなっていました。私は自らブラシと洗剤を買ってきて、トイレをきれいに掃除しました。偶然それを目にした同僚が、トイレのドアの外に立って、感動して言いました。「法輪大法は素晴らしい!」。私はこのような機会を利用して、彼らに真相を伝え三退を勧めるきっかけとします。

 同僚に大法の真相を伝え、三退を勧めるために、彼らに何か用事がある時、私はできる限り手伝うようにしています。こうして、私の職場の人たちはほぼ全員が三退しました。ここは政府機関であり、ほとんどの人が共産党員であるため、私は彼らに一対一で真相を伝え、局長も三退しました。

 ある副局長に私はまだ三退の話をしていませんでした。ある日、彼は不機嫌な表情で私のオフィスに来ました。「ちょっとあなたに用事があります」と彼は言いました。「どんなご用でしょうか?」と私が尋ねると、「あなたはなぜ私のオフィスに三退を勧めないのですか?」と彼は聞きました。私は驚きました。その時、私のオフィスの他の5人の同僚も在席していました。「ご冗談ですか?」と私が聞くと、「冗談ではありません」と彼は答えました。私は「それでは、仮名を差し上げましょう」と言うと、彼は「私は自分の本名で三退します」と言いました。その場の雰囲気は穏やかで、私のオフィスの同僚たちも一緒に喜んでいました。副局長はその場を離れる際に、「時間があったら、一度私のオフィスに来てください。ちょっと話したいことがあります」と言いました。

 翌々日、私は彼のオフィスに行きました。彼は以前、農村の郷・鎮で書記をしていた時、法輪功修煉者を捕えたり、殴ったりしたことがあり、悪い報いを受けると聞いたので、どうすればいいか相談に乗ってほしいとのことでした。私は厳正声明を出すよう提案し、彼は真剣に声明を書きました。私はこの生命が真に救われたことを喜び、安堵しました。

 国保大隊長が法輪功修煉者を解放する

 ある時、他の地方の新しい修煉者が私たちの地区で法輪功の資料を配り、不当に連行されました。私たちは1カ月間努力しても彼を救出できず、農村の収穫期が近づき、その同修の家族は家に戻り、救出活動も一旦停止になりました。私も心を静めて学法し、自分の状態を調整しようと思いました。

 一度、国保大隊長のために発正念をした時、彼の身の上を思い出し、慈悲心から涙が出てきました(私は随分昔から彼を知っていて、彼は生後数カ月で父親を白血病で亡くし、母親は再婚し、彼は祖母の下、伯父の家で育てられました)。彼はこんなに苦難の多い運命に生まれ、現在は大法弟子を迫害し、将来は淘汰されるしかありません。私は彼に必ずはっきりと真相を伝えなければならないと思い、その時、「彼に手紙を出そう」という一念が脳裏にひらめきました。

 朝8時ごろ、私は彼宛の手紙を書き始め、彼の身の上のことを書く途中、私は泣きながら書いていました。その後、私は大法を破壊し、大法弟子を迫害することによって受ける報いを書き、そして次のような例を挙げました。

 北京の公安局長・劉伝新氏が文化大革命の後期に自殺したこと、郝鳳軍氏、陳用林氏が公然と脱党したこと、天安門焼身自殺、蔵字石などの真相、及び大法が世界的に広く伝わっていることなど、B5の原稿用紙8枚に書き、最後に「今すぐ〇〇さんを解放してください」と、一言書き加えました。私は純真な慈悲の念をもって彼に手紙を書きました。

 2日後、私は電話で彼に確認しました。「私の手紙を受け取りましたか?」 彼「はい、受け取りました」。私「私は泣きながらあの手紙を書きました」。彼「見ました。たくさん書きましたね」。私「最後の一言はある人を解放してほしいということです」。彼「解放しました。しかし手紙を受け取る前、正確にいうと2日前の午前中に解放しました」。私「そうですか。ありがとうございます。正しいことをしましたね。これであなたは罪を償うことができます」

 電話を置き、私は2日前の午前中、彼に手紙を書いた時のことを思い出してみました。彼に手紙を書くと同時に、彼の背後にある中国共産党の邪悪な要素を解体したことに気づきました。もちろん、迫害されている同修の正念も強く、この全てにおいて師父のご加持とご加護は欠かすことはできません。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/7/22/295010.html)
 
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