ここは大法弟子の家
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 【明慧日本2014年8 月1日】私は数年来、周囲の環境を切り開くために、至る所で真相を伝え回っているので、周囲の人や親戚、友人たちはみんな真相を知っています。もっと多くの人を救おうと、私たちはアパートを借りて、たくさんの人と接触できるようになりました。アパートの人はみんな私のことを知り、真相が分かっているので、私が留守の間に同修が尋ねてくるのを見かけると、大法弟子であることが分かっているので、親切に自分の家へ呼んで待たせてくれています。

 同修たちがよく家にくるので、家のドアのカギはいつも開けています。たとえ留守にする時でも、彼女たちは鍵の隠し場所を知っているので、自分で開けて入ることができます。流浪して落ち着き先のない同修はなおさら私の親戚のようなものなので、遭遇した苦難を少しでも補ってあげたいと思っています。私は彼女たちに「この家はいつ来ても構いません。法を勉強したかったら勉強すればいいし、疲れたら休んでください。自由に使ってください。私がご飯の時間になっても帰って来なかったら自分で作って食べてください。ここは大法弟子の家です」と言いました。

 1996年、夫が煉功動作を覚えるのを手伝うため、そばに付き添って動作を覚えてあげることによって、修煉の道に入ってきました。当時から受動的で、法に対する認識があまり深くなく、求める心もありませんでした。若い時に結核を患ったことがあって、大体治ったものの、時々薬を飲んでいましたが、煉功動作を学ぶことで病気が完全に治りました。常人の時は間違ったことをした時、いつも自分を責めていたので、修煉してから更に心性の修煉を重んじています。

 1999年「4.25」に北京へ陳情に行きました。「7.20」に政府による法輪功への弾圧が始まってから、大法の正義を求め、師父の無実を晴らすために、2回北京へ陳情に行きました。捕まえられて会社の2人の局長に尋問された時、私は「法輪功を修煉して良い人になるのは間違いではありません」と言うと、彼らは「あなたは法輪功を修煉しなくても、すでに良い人だ」と言うので、彼らに真相を伝えると、彼らは「あなたの思想を変えることなんかできない。かえってあなたに言われて返す言葉がない」と言って、それから二度と話しに来ることはありませんでした。

 しかし、「610弁公室」の警官は私たち夫婦への迫害を緩めませんでした。当時、夫が県の煉功場の協調人だったことから、県公安の重要な弾圧対象になっていました。2000年4.25の前夜、7、8人の警官が家に飛び込んで連行しようとしましたが、反応の早い夫は直ちに私を連れて家を出ました。

 流浪期間中、私たちはたくさんの苦を嘗め、逃げる途中で腕を骨折しましたが、師父と大法を信じて、すぐ治りました。その時、あちこち流浪する中で、どこへ行っても真相を伝え、現地の農民の中に溶け込んで、彼らの仕事を手伝いながら真相を伝え、仕事が終わったら、真相も伝え終わって、彼らも三退しました。山の奥でリンゴに袋を被せるのを手伝いました。この家が終わったら次の家へといき、ある村は8世帯しかありませんでしたが、すべて三退して、7世帯が大法の修煉に入りました。一度親戚の家に行ったとき、親戚は彼らの親戚を呼んできて、60~70人が集まって、私たちはご飯を食べながら真相を伝えて、ご飯を食べ終わったら全員三退しました。

 師父は「この世の人の多くは天上から来た者で、しかも多くは天上から遣わされてきた代表者であり、その天体、その宇宙の衆生を代表しています。目的は最後の時に救われるようにするためです」[1]と説かれました。大法弟子はみんな衆生を救い済度する使命を背負って遙か遠い天国から師父について世に来て、千万年来、生命が待っている機会の中で自分の先史の誓約を果たしています。私はすべての事を手放して真相を伝え、衆生を救い済度しました。法の勉強以外、すべての時間に外で人を救い済度して、毎日少なくとも一回出かけました。二回、三回の時もあり、毎回は1~2時間ぐらいで、更に多い時もあります。最初は第三者の立場で伝えましたが、だんだん大法弟子の身分で直接伝えるようになって、DVDや『共産党についての九つの論評』や他の真相資料を配りました。親戚と友人合わせて何十人も三退して、会社の上司たちもすべて三退して、多くの同僚も三退しました。

 わたしは真相を伝える時、まず挨拶から始めて、「あなたの幸せとご健康をお祈りします」と言い、それから「善悪には報いがあり、共産党はたくさんの悪事を働き、たくさんの同胞を殺したので、天罰が下る日が必ず来ますので、心から脱退すれば災難から逃れられます」「法輪功がよくなかったら、こんなにたくさんの人が修煉するのはなぜですか? 多くの修煉者が大学の教授や知識がかなりある人で、彼らは安易に何かを信じてしまうでしょうか? 政府がこんなに弾圧しても、この人たちはなぜ堅持するのですか?」と話して、毎日20人ぐらい三退させることができました。大学入試の際、ある日の朝外へ出かけたら、まず学生さんに「おはようございます。希望の大学へ入学できるようにお祈りします!」と声をかけて、それから主題に入り、一度話したら2、3人が脱退して、その朝に60数人が三退しました。この数年、三退させた人数は少なくとも3~4万人います。

 でも順調ではない時もあります。全然聞き入れない人もいるので、このような人に会ったら、少し工夫が必要です。ある日ある人に話すと、彼は「私に話さないでくれ、私は何も聞かない、何も信じない、耕作すればご飯を食べていけることだけを知っています」と言うので、私は「人を殺したら罪を返済しなければならないことを知っていますか」と言うと、彼は「知っています」と言いました。私は「共産党はどれだけの人を殺したか、天罰が下らない事がありますか? この船は沈んでいくのに、船に居るあなたは沈まないでしょうか?」と聞くと、彼は「私を三退させてください」と言いました。

 自分が伝える真相資料は全部自分が作っている以外、毎年他の同修に真相資料を作るための資金を提供しています。私の家のすべてが大法の資源です。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『各地での説法十一』「二〇一〇年ニューヨーク法会での説法」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/7/19/294462.html)
 
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