人は死ぬべきではない場合には、常に救助される(一)
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文/遼寧省の大法弟子

 【明慧日本2014年8月10日】

 一、人は死ぬべきではない場合には、 常に救助される

 89年の六四天安門事件の時に、私は北京腫瘍病院で手術を受け、左側の卵巣と子宮を切除されました。入院している間に、私はこのような病気が多発性であることを知り、その時に私と知り合った友人達はすでに、2度、3度、4度と、手術をしたことがありました。

 あの時、私は手術後にまた腫瘍が出てくるのを心配して、私は何度も医者にすべてを切除するよう依頼しました。しかし病院には40歳以上にならないと手術できないというルールがあり、私はその時また34歳だったので、病院の規定により手術を受けられませんでした。

 何かを恐れると本当にその恐れるものがやってくるもので、手術をしてから約2年後、超音波検査で右側の卵巣に再び直径5センチメートルの腫瘍ができているのを発見しました。その時私は打ちのめされたように感じました。前回の手術費用もまだ完済していないのに、これからまた手術をして、今後どうのように生活するのかと心配して、お金を節約するため、私は仕方がなく、漢方薬での治療を選択しました。漢方薬を飲んで1年余り、私は薬を飲むたびに心配して、本当に非常に苦しんでいましたが、腫瘍はそれとともに成長してきました。

 その時、私の息子は小学校3年生ですが、体力がなく、青白い顔をして、血色も悪く、よく風邪を引いて病気にかかりました。北京の専門家に確認してもらうと、ひどい貧血で、しかもアレルギー性体質で、多くのものは食べられないということでした。本当に、ちょっと風邪を引くと、死んでしまうかのようでした。夫は私達の母子二人が見えない所でよくこっそりと一人で涙を流して、家族がいつ離ればなれになるかと感じていました……。

 人は死ぬべきではない場合には、 常に救助されます。私達一家が大法を得る前日、夫は夢の中で、底が見えるほど澄みきった青い海を見て、私達の三人家族が海の岩の上に立ち、日の出を見る光景を見ました。その時の気持ちは言語で表現することはできません。彼は目覚めた後、感動してやまず、私に「私たち家族が難境から抜け出す日が来ました、私達を救ってくださる大きな恩人が来られました」と言いました。夫の言うとおりでした。師父が伝えられて来たこの高徳の大法が、私達一家の命を救ってくださいました。

 翌日、私は病院に1包の薬を買いに行き、家に帰る途中、同じビルに住んでいる楊さんと出会いました。彼女は「私はすでに7カ月、法輪功を修煉しています、感覚がよくて、もう薬を飲む必要はありません」と言いました。私は薬を飲む必要がないと聞いて、すぐに1包の薬をゴミ箱に捨てて、「それなら私の家に来て教えてください」と言いました。

 1995年8月29日、それは永遠に忘れられない日です、私達一家は大法を得ました!

 『転法輪』を一度読み終えて、私は子供が食べ物の好き嫌いをしなくなったことに気付きました。食事をおいしく食べるようになりました、彼の白い色の耳の上に、明らかな血の筋が見えました、彼が毎日丈夫になっていくのを見て、私の心は落ち着きました。

 私は嫁ぎ先で多くの文句を言われ、かつて義母に暴力を受けたこともあり、自分でいつもつらい思いを感じ、よく愚痴を夫に言っていました。平日は仕事で時間がなく、日曜日など休みの日は、家でいさかいが発生して、時にはお椀や、箸を地面に投げ捨て、本当に、良い日は3日と続きませんでした。問題がまだ解決されないうちに、次から次へと問題が起こりました。『転法輪』を一度読み終えた後、私は分かってきました、これはすべて因縁関係があり、自分が前生で作った業力であり、人のせいではなく、自分がよくなかったのです。

 この考えが出てくると、師父は私の体を浄化してくださいました、元々あったひどい胃病、扁桃体炎、リューマチはすべて無くなり、3カ月後に、病院へ超音波検査に行くと、卵巣の上にあった握りこぶし程の大きな腫瘍もなくなりました。私達一家は大法の恩恵を受け、とても喜び泣きました。それ以降、私は歩くときに全身が軽くなり、以前の怒りに満ちた気持ちも変わり、蜂蜜を食べたように、1日中ずっと笑っています。

 二、師父がくださった福

 法理を正しく悟ると、道をまっすぐ歩くことができます。

 私は何の書類の提示もなく、1年間の労働教養を強いられました、また会社の子会社から解雇され、その後再就業センターに送られました。2006年、会社は数人のリストラされた人と数十人の法輪功修煉者に対して、勤続年数を買い取ることになりました。会社の公安処は、法輪功修煉者が今後必ず法輪功を修煉しないという保証書を書くという条件を付けました。さもなくお金を支払わないと言いました。その時私は、彼らの行為は全く違法で、これは旧勢力が中国共産党の大法弟子に対する迫害を利用していると悟りました。私がそれを全て否定して、心の中でそれらの言うことは実現しない、私の師父が言った通りになると思い、保証書を書くことを拒否しました。そして私は事務室に行き、係員に真相を伝えました。私は「法輪功は人に正しいことを行い、徳を重視するよう教えて、とても良い功法です、『天安門焼身自殺事件』は中国共産党がでっち上げたもので、目的は真相を知らない民衆に法輪功を憎ませることです。この保証書を私は書きません。私の勤続年数分のお金を支払わないと、違法になります、これっぽっちのお金のため、私は決して自分の良心を売ることはできません」と言いました。家に帰った後、夫は「あなたは正しくやりました、事務室の人に迫害の真相を分からせるのは私達の責任です、その他はすべて重要ではありません」と言いました。

 1年が過ぎて、思いもよらない事が起きました。会社の労資部が私に定年の手続きを行うという電話をかけて来ました、電話を切って、私はすでに涙がほろほろと流れました。師父、大法は超常的なもので、人間の道理では、永遠に釈明することができません。

 私は賄賂を送ったり、人に頼ることもせず、この事を心の中で重要視もしませんでした。しかし、会社は数百人をリストラし、勤続年数を買い取っていました、ただ私一人だけが中途退職ではなく、定年の手続きをされました。あり得ない事で、誰も考えられない事ですが、今日それは私の目の前に現れました。私はこの福徳を師父がくださった激励だと知っています。私達が大法に従って次元ごとの基準に達するよう自分に要求する時、非常に不思議なことが私達の目の前に現れてきます。

 私達の家にこれほど巨大な変化が発生したことを見て、私の親友や会社の同僚達の多くは三退の手続きをしました。また、大法に入って修煉を始めた人も相次いでいます。

 (続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/7/29/295270.html)
 
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