【明慧日本2014年8月26日】中国共産党の江沢民グループは1999年7.20、気が狂ったかのように法輪功に対する迫害を開始した。その日の午後2時、私の夫(警官)は、厳しい表情で私が勤務している診療所に来て、「早く家に戻ろう。重大なニュースがある」と言いました。
私は微笑みながら、「そんなに重要なことですか? 私と関わりがありますか? 見ないとだめですか?」と言いました。帰宅するまでに20分ほどかかりますが、夫は一言も喋らずに、私が一人で喋っていました。帰宅すると午後3時でした。夫はテレビをつけて、「こちらに来てテレビを見なさい」と言いました。テレビを見た私は、あまりのショックで言葉を失いました。夫は真面目な性格で、結婚して20年来一度もケンカをしたことがありません。夫は警官です! 生きるために、これから中共の立場に立つのでしょうか?
雰囲気はだんだん悪くなる一方で、心臓の動悸さえ聞こえるようでした。その時、私の心の中には一念がありました。「最後まで、法輪大法を修煉する。誰も私を動揺させることは出来ない。法輪功を修煉することは間違いではない」と。修煉を始めて1年が経ち、病気だらけの私は健康で元気になりました。そして、「真・善・忍」の教えに基づいて修煉し、良い人になりました。もし、夫が修煉することに反対したら45坪の家と全ての預金も夫にあげて、私は師父の法像と大法の本を持って、診療所に住もうと思いました。
この時、夫はとても穏やかな口調で言いました。「今、テレビでやっていたことがはっきりと分かりましたか?」。私は「よく分かっています」と答え、夫にも「あなたもはっきり分かりましたか?」と聞いた途端、夫はいきなり立ち上がり、落ち着かない様子で、「共産党は気が狂ったようだ。法輪功はこんなに素晴らしいのに、修煉することを止めさせるなんて。これは全くのたわごとだ」と言いました。すると、夫は私のところへ来て、「恐れることはない。しっかり法輪功を修煉しなさい。私はあなたの強い味方だ」と言いました。私はこの言葉を聞いて、我慢できず、泣き出しました。私は、「私のことを守ってくれてありがとう」と言いました。
私が涙を流すのには訳があります。まず、夫に対しての感謝もありますが、先ほどの自分の考え方は自分勝手で良くなかったことです。夫婦が苦楽を共にして一致団結できるかどうかは、肝心な時に見分けることができるのです。
あれから16年が経過しましたが、今こうやって書いていても、やはり涙が止まりません。