河北省で不当拘禁の法輪功学習者が行方不明
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 【明慧日本2014年8月30日】河北省ライ水県で懲役3年の不当判決を下された法輪功学習者・信廷超さんは、北京刑務所に拘禁されていたが、現在行方不明となっている。8月15〜22日までの間に家族全員が天河刑務所、キ中刑務所、太行刑務所を捜したが見つからなかった。信さんの行方について、警官らに「俺には関係ない」と言われたという。

 昨年6月14日、北京で仕事をしていた信さんは亜運村派出所の警官に連行された。神韻公演のDVDを配布したためだという。その後、信さんは北京市留置場、北京市第一留置場に拘禁された。同年12月、朝陽区温楡河裁判所で懲役3年の判決を下された。今年3月3日、北京市大興区天河刑務所に移送され拘禁された。

 信さんが刑務所に入られてから、家族と面会を許されたのはわずか4回で、最後に会ったのは7月14日だった。8月15日、家族は同市大興区の天河刑務所へ面会に行ったが、信さんは7月29日に保定キ中刑務所に移送されたと告げられた。8月19日、家族がキ中刑務所に駆けつけたところ、信廷超という人の資料はないから、ここにはいないと言われた。その後、家族は太行刑務所に行ってみたがいないと返答された。

 8月22日、家族はレンタカーで天河刑務所に行ったが、警官にキ中刑務所に移送したと言われた。家族はキ中刑務所に電話をして確認するよう求めたが、キ中刑務所の所在地や連絡先も知らないとの返答だった。

 家族は警官のずさんな対応に驚き、7月14日に会って以来、1カ月間でなぜ行方が分からなくなったのか、再三に調査を求めたが、「信廷超がここにいないことしか分からない」と言われた。

 最後に、信さんの家族はキ中刑務所と保定太行刑務所にも行ったが、信廷超はいないと言われた。

 家族は信さんの安否をたいへん心配している。刑務所で拘禁中に行方不明になり、安否も分かっていない。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/8/26/296515.html)
 
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