事故で障害者になった男性 再び大黒柱になる
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文/北京の大法弟子

 【明慧日本2014年12月9日】数日前、親戚が我が家にやってきました。彼は隣村で発生した不思議なことを教えてくれました。主人公は今年40歳過ぎた男性です。

 1997年、この男性がまだとても若かった時のことです。当時、彼と仲の良い友人が新しいオートバイを購入しました。嬉しいあまり、その友人は彼をドライブに誘いました。二人はとても喜びながら、ドライブに出かけました。

 当時はちょうど麦の収穫の季節で、道路には麦を干している人がいっぱいいました。彼ら二人が喜んで走っていた時、1人の老人が遠いところからやってきて、彼らのオートバイを阻みました。その老人は麦を盗まれたので、焦っていて、彼らに麦を盗んだ人を追いかけて欲しかったのです。

 同情心より、二人は老人を助けて追いかけることにしました。速く走ったことが原因か、それとも新しいオートバイでまだ慣れていないことが原因か、 急カーブのところで後ろに乗っていた主人公が投げ出されました。とても力強く投げられたため、頭に大きな穴が空き、血をたくさん流し、意識を失いまし た。彼は北京の天壇医院に送られました。医者は彼が死んだと思っていましたが、脚をつまんでみるとまだ反応があり、まだ生きていました。彼の家族は取り急ぎお金を工面して、彼に入院治療を受けさせました。そもそも彼の家は裕福ではなかったし、その友人は経済条件があまりよくなく、高額な入院費用を前にし て、借りられるお金はすべて借りて、借金だらけになりましたが、よい治療は受けられませんでした。ただ暫定的に頭部の穴を塞いただけでした。

 天壇医院で18日間入院後、彼は帰宅しました。それきり、若くて元気だった彼は言語機能を失い、労働能力も失いました。見た目は頭が鈍く、行動が遅く、 家庭の大黒柱が一気に家庭の足手まといになりました。10数年間、彼の妻は子供と彼の面倒を見ながら、困難に満ちた日々を送っていました。

 近年になり、この障害者の身体はますますだめになり、糖尿病、半身不随、小便失禁も現れました。お金がなく、治療ができず、生活はますます希望が見えず、口では語れなくでも、彼ははっきりと分かっていました。

 ある日、同じ村の大法弟子が彼の家族に法輪大法真相を伝えました。彼は話すことができなかったため、大法弟子は彼に真心で「法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい」と念じるように教え、また彼を手伝って三退させました。

 それから彼は両手を合わせて合掌し、「法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい」と黙念しました。それから、彼の身体は日々好転し、少しずつ話せるようになり、他の人とも意思疎通ができ、糖尿病、半身不随、小便失禁もなくなりました。また、畑に行って仕事をすることもできるようになりました。ただ、話すことがまだあまりてきぱきしないだけでした。彼の家族もとても驚き、法輪大法にとても感謝しています。

 数日前、彼の村に外来診療のチームがやってきました。彼に、本当にすべて治ったか検査に行ってみてと勧める人がいましたが、彼は「私は何も信じません。これ(大法)だけ信じます」と言いました。

 5月13日の師父のお誕生日に、同修が彼に「今日は師父の誕生日です」と伝えると、彼は同修の自宅にやってきて、師父の写真に土下座をしながら、絶えず感激の涙を流していました。その人はすでに大法の修煉を始めており、心身とも健康になりました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/11/29/300804.html)
 
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