【明慧日本2014年12月22日】季節が冬になってもパリへ観光に来る中国人は後を絶たない。多くの人がそこでチャンスを掴んで中国共産党関連組織からの脱退を表明した。
ある観光団体の案内ガイド「共産党はヤクザだ!」
エッフェル塔の下で真相を説明する法輪功学習者の文さんはある日、ガイドと間で次のような会話があった。
ガイド「外国に来て様々なところを観光しました。パリの大聖堂の聖母マリアをご覧ください。数百年前の建築技術で、その時まだコンピュータがないのに、手と頭脳だけであれほど美しい芸術品を作り上げました。宗教とは何でしょうか? 宗教は科学にほかなりません! 昔すべての神父は科学者とエンジニアでした」
文さん「良く知っていますね。中国共産党が実施しているのは愚民政策で、すべての宗教や信仰を迫害しています」
ガイド「共産党はヤクザだ。私はそのものを軽蔑しており、話題にしたくもない」
文さん「しかし、考えたことがありますか? 我々はみんなそのヤクザの共産党に永遠についていき、永遠に裏切らないと誓ったことがあるのではないですか。それは中華文明、先祖の文化や知恵への侮辱です。中国人として最も基本的な良心を表して、立場を表明する必要があるのではないですか。共産党が悪いということをみんなが分かっていても、誰も話題にせず、ただ軽蔑するだけで良いでしょうか?」
ガイドは文さんの話に納得し、その場で仮名で「三退」をした。
本名で「三退」をした満州民族
ある日、文さんは北京から来たある男性に脱党を勧めると、男性は「わかってるよ。私たちは満州民族です。かつて共産党の迫害を受けました」と返事をした。
文さん「それなら、もっと自分の立場を表明すべきですね。仮名で脱党しませんか」
男性「私の名前は占い師の先生がつけたものなので、本名で脱退します」
三退を手伝いにきた山東省の男性
パリ・ラファイエット百貨店でも脱党を勧めており、そこにも中国人観光客が毎日千人ほどいる。山東省から娘に会いに来た60代のある男性はこの一ヶ月間、毎日百貨店の前に来て、チラシ配りや脱党を勧めることを手伝っている。他の学習者がなかなか説得できない人に対しても、男性は自らの経験で説得を続け、観光客を納得させることができる。
男性は常に「私は法輪功を修煉していませんが、彼らが真・善・忍を信じていることは、良いことではないですか。共産党が迫害を加え、打倒したいものはきっと良いものです」と説得している。
資料を受け取らない人に、男性は「このチラシは良いものです。ぜひご覧下さい」と勧めている。
男性は非常に親切で、毎日1時間以上法輪功学習者と共に真相を伝えている。
真相が分かった人々は自分の意志で三退をする
ツアーで観光に来たある年配の男性は、ツアーの後ろについてスーパーに入ったが、暫くすると、男性は素早く出てきて「新聞をください。さっきは人が多くてスパイがいることを心配して取らなかった」と言った。脱党したかと聞かれると男性は「共産党は悪過ぎて、体制の中の人はみんな知っているよ。あなた達に感謝します」と話し、脱党を表明してからまたスーパの中に入った。
妻と娘を連れて、観光に来ていたある年配の男性は三退を表明した後、何度も文さんにお辞儀をして「私たちはすべて知っていますよ」と話した。
ある観光客「既に脱退したよ。すべて分かっている。明慧ネット、大紀元のホームページが大好きです。毎日読んでいます」
ある観光客「日本を観光していた時に既に脱退しました。あなたたちは素晴らしいですね。共産党が大嫌いです。早く倒してほしい」と語った。学習者は「私たちが倒すわけではなく天意です。共産党の罪が大きすぎて、天が共産党を滅ぼします。私たちはただ本当のことを伝え、もっと多くの人が分かるようにしています」と説明した。
アメリカで脱退を勧められて脱退しなかったが、今回脱退した人もいた。香港で多くの真相を知り、今回脱退した人もいた。
脱退した後、同行者の手をを引っ張ってきて「彼は共産党員です。脱退させてください」と言った人もいた。
また「脱退したら、お金をくれるの?」と聞いた人もいたが、学習者は「お金はあげませんが、命の安全を保証します」と答えた。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/12/16/147329.html)