大法弟子のやるべきことをしっかり行う(二)
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子 浄心

 【明慧日本2015年2月15日】(前の文へ

 数日間連続で正念を発してから、ある日の午後、私は法を学び終ると、同修達と一緒に正念を発し、正々堂々と自治会に行きました。事務室の中には女性4人と男性1人が座っていました。うち1人に「何の用ですか?」と聞かれ、私は「『十八大』のとき、電話をかけて来た人はどなたでしょうか?」と聞きました。すると1人がすぐに立ちました。私は「あなたが○○さんですか? 電話をかけたのは私です」と言いました。私は冷静に、師父はそばにいらっしゃって、体が全体的に慈悲なエネルギーに囲まれていると感じていました。私は、「私たちは縁がありますね。今日は謝りに来ました。先日、私は師父の真・善・忍の指示通りにできず、『忍』ができませんでした。そしてあなた達に伝えたいことがあります・・・」と言いました。

 1人の女性が出て行って、主任を呼んで来ました。主任は「○○さん、さきほどマンションに入った時、全然分かりませんでした。私は家に2回も行きましたが、あなたは前とだいぶ変わりました。顔色が良くて、とても若く見えます」と言いました。「それは法輪功を修煉しているからです」と私は言いました。彼にお茶と椅子を出してもらいました。私は安心して座り、彼らに真相を伝えました。

 私はなぜ法輪功を学んだのか、学んでから体が健康になったこと、十数年間、薬を1粒も飲んだことがないこと、また高額の医療費を節約できたことを伝えました。私は「孫の面倒を見て、息子に安心して仕事をしてもらう。このようにして国に貢献することは、家にも国にも良いことではないですか。どうして法輪功を学んではいけないのですか? あなたたちも私のような健康な体が欲しいのではないですか」と言いました。

 彼らは静かに聞いてました。そして主任もたまに同意してくれました。私は「『天安門焼身自殺事件』は共産党の捏造です。私たちは師父の指示通りにし、生き物は殺さず、鶏、魚を買う時でさえ生きているものを買いません」と言いました。「それは本当ですか?」1人の女性が聞きました。「本当ですよ。私たちは嘘をつきません」と私は言いました。主任は「あなたたちは病気を取り除き、よい健康状態を維持していますが、政治目的の人もいますね」と言いました。私は笑って、「法輪功の『政治綱領』は何でしょうか? 共産党は法輪功を邪教と言っているが、文献を見せて下さい。法輪功は佛を修めるためのものです! 神佛を敬うと福報が得られます。善悪に報いがあるというのは天理なのです」と言いました。

 主任はすぐに「私は9年間主任として、あなたの家に2回しか行ったことがありません。上からあなたの毎日の行動を記録せよと指示されても、私はあなたがずっと家にいると報告し、あなたに妨害していませんでした」。今後、上から強く指示されたら、またお宅に行かないといけないかもしれませんが、それは表面の事だけですので、気にしないでください」と言いました。そして、「もう今後はないでしょう。大きなことを小にし、小さいことを無にし、あなた達は福報を得られるでしょう」と言いました。

 メール、音声電話で人を救う

 私はいつも同修達と一緒に遠く離れたところに行って、真相メールを送信をしています。いつも1日中送り続け、時にはお昼の食事もパンとお水だけで済ませますが、それを誰も辛いとは感じていませんでした。この間、私たちの地区の2人の大法弟子が邪悪に迫害され、同修たちは近距離で正念を発し、真相メールを送り、邪悪を解体させ、同修を助けました。

 ある日の夜、私は突然喉が腫れてきて、高熱が出て、全身が脱力しました。私はすぐにこれは旧勢力の妨害だと悟り、絶対に認めず、正念を発してきれいに取り除きました。翌日の朝、同修が来て、午後一緒にメール送信に行きませんかと誘いました。私は人を救うのが最優先だとしか考えず、すぐに同意しました。

 その日の天気はちょうど気温が高く、さらに自身も高熱が出ていたので、午後にメール送信に出かけると辛いだろうと私は思いました。しかし、意外に実際出かけてみると、私は辛いと全然感じませんでしたしメールの送信も速やかに出来ました。その時、私は集中力が強く、ずっとメールを発信し続けていると、気持ちが水のように静かで、知らないうちに喉の痛みが消えていました。それは慈悲なる師父が業をきれいに取り除いて下さったのだと分かりました。夜になり家に帰るまで、私は疲れを感じていませんでした。数日間、私たちはずっと疲れを知らずに遠く離れたところでメール送信をし、衆生を救っていました。あの強い責任感や幸福感は、常人には永遠に体験できないものだと思います。

 普段、私は暇な時には外に出て、メール送信や音声電話をしていますが、縁がある人から返信が来ると、IT技術を得意とする同修達が、私たちにこのような人を救う方法を開発してくれたことを、私は心から感謝しています。

 邪教宣伝の掲示板を一掃し 衆生を救う

 去年の暮、私たちの地区の各自治体に大法を誹謗する邪教宣伝の掲示板が現れました。協調人はこれを私たちに告げました。皆は相談し合い、全てを一掃すると決めました。夜、私は正念を発した後1人で行きました。現場に着くと、道がちょうど渋滞していました。私は「渋滞でも構わない、車が通っていないうちに宣伝を剥がそう」と思いました。しかし私が考えている最中に、掲示板の前まで渋滞の車が来てしまい、車のライトで周りが真っ白になり、家に帰るしかありませんでした。どうしてこんなことが起こったのでしょう。それは絶対に他の空間の邪悪が瀕死のあがきをしているのだと私は思いました。私は「必ず邪悪を一掃し、絶対に衆生を毒害させない」と正念を発しました。

 翌日、私はもう1人の同修と一緒に、正念を発しながら掲示板の前に来て、1台の車が通りすぎた後、速やかに宣伝を剥がしました。私は「私たちは正しく偉大な事をしている。師父がいらっしゃって、大法もあり、全宇宙の神が見て下さっています。何を恐れるのですか!」と悟りました。

 実に全ては師父がして下さっています。バス停で邪教の宣伝掲示板の上にビデオカメラが設置されていて、私は「雨が降って、傘をさしたら、やりやすいだろうに」と考えました。すると途中で雨が降り出しました。私は両手を合わせて、師父に、「師父、ありがとうございます。雨の神様、ありがとうございます。知り合いから傘を借りてから、もっと雨が降りますように」と心の中で言いました。目的地に着いたら、本当に大雨になりました。そして宣伝欄のスローガンを剥がしたら、雨も止んだのです。

 ある自治体の屋外の邪教宣伝掲示板にはガラス戸が付いていました。路上には車がたくさん通っています。昼間に見に行ったら、ガラス戸には鍵をかけていませんでした。夜に行ったら、ちょうど停電になり、目的地に着いて剥がそうと手を出した途端に、急に1台の車が耳障りな音を出して近づいて来ました。車のライトで掲示板の前は真っ白になり、ガラス戸の鍵がかけられました。私は急いで団地の中に入り、心の中で「これはただの虚像だ。たとえ鍵がかけられても、剥がさなければならない」と思いました。団地から出てみると、車のライトの方向が変わりました。私は掲示板に近づいてガラス戸を引いたら、その中にあったのは実は1枚の葉っぱでした。

 今回の経験で、私はたくさんの執着心を取り除き、その中には恐怖心も含まれています。

 最後に、私たちは常に師父の要求、「どんなに大きな出来事が起きても、何もなかったかのようにし、いつもと変わらず大法弟子が行うべきことを行ってください。これは皆さん今日歩む道であり、皆さんが残した威徳なのです」[1]を深く心に刻み込みましょう。

 (完)

 注:
 [1]  李洪志師父の著作:『二〇〇四年ワシントンDC法会での説法』

 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/12/23/301864.html)
 
関連文章