―『今年は中国本土向けに神韻公演の映像を提供しないことについて』を読んだ感想
文/中国の大法弟子
【明慧日本2016年2月22日】明慧ネットを開いて、『今年は中国本土向けに神韻公演の映像を提供しないことについて』を目にした時、残念に思うほかに、修煉の厳粛さも同時に感じました。
私たちの修煉にずれを生じないように、師父は定期的に私たちに法を説かれ、正しく歩むべき道を教えてくださっています。時に、良くなった状態がまた元の木阿弥になった私たちの行いを見て、棒喝もされます。
それにしても、一部の人は相変わらず時々問題を起こし、内部でこのような、あのような妨害を働き、衆生を救うことに影響しています。その上、かえって口実をつけて責任を逃れています。
『今年は中国本土向けに神韻公演の映像を提供しないことについて』を読んで、もし修煉のほかの面においても、師父が与えてくださったあらゆる限りの機会を惜しまなかったら、またもやこのような遺憾な、挽回できない結果を招くかもしれないと思いました。これらの長期に渡り、存在し続けている問題を書き出し、1人1人に厳粛に対処するように望みます。
師父は「重大な問題の場合は必ず明慧ネットの態度を見てください」[1]と説かれました。明慧ネットの通告、1部の同修はあまり重視しておらず、潜在意識の中で「明慧ネットに参与している同修も修煉者だから、師父が説かれた話ではない」と軽く考えています。この一念で、すべての人心を覆い隠してしまって、自分が正しいと思っています。ところが、このような人の明慧ネットへの態度は、ちょうど当事者自身の傲慢さや、偏見と自分の思いあがりを現しています。
また、一部の同修の独りよがりの心がとても強く、師父の説法はすでに明確に説かれているにも関わらず、人心の作用の下で、何でもやってしまいます。例えば、色欲を取り除くのはとても厳粛な問題です。しかし、17年来ごく少数の人はこの問題において、不適当な行為がありました。長年協力し合ううちに、互いに感情を芽生えさせ、恋に落ちた人がいます。甚だしい場合は男女関係に発展し、さらにそれぞれの家庭を壊した上、結婚する人もいます。そして、このような色欲な心をなかなか取り除けない人を、重大なプロジェクトに参加させた地域もあります。
また、師父はすでに説法の中で、法会の重要性を説かれ、明確に演説してはいけないと教えてくださいました。しかし、どうしても演説に熱心な人がいます。今日に至っても存在しています。このような行いはすでに厳重に大法の要求に背いています。
師父は「ですから、衆生を救い済度することは皆さんの責任であり、歴史的使命でもあり、非常に重大なことであると同時に、非常に難しいことでもあります」[2]と説かれました。しかし、一部の同修は恐れる心を放下できず、人を救い済度に出てこられず、毎日自分が好きなことをし、好きなように生活を送っています。修煉において前へ進むこと、修煉に邁進することがなかなかきません。
「ですから、いざこざが起ったときに、各自は内に向いて自分の原因を探さなければなりません。この事はあなたに責任があるかどうかに関わりません」[3]と師父が教えてくださいました。しかし、多くの同修は口では「内に向けて自分を探し」、「自分に厳しく要求し」などと言うのですが、いざトラブルに遭えば、すぐ外に向けて探してしまいます。問題が大きくなってから、やっと自分の人心がもたらしたと分かるのです。
師父が苦心惨憺(さんたん)されていることを、私たちはどのくらい理解していますか? 師父がしてはならない、言ってはならないと要求されたことは、弟子として絶対にやるべきではないのです。逆に要求されたことは、その通りに100%行うべきです。
神韻DVDの制作と配布について、明慧ネットから毎年重要な内部の知らせがあります。しかし、毎年問題が現れています。よく考えてみれば分かるのですが、つまり一部の同修は修煉に厳粛に対処できず、個人の考えでやっているからもたらしたことです。
同修として、誰も問題の責任者を追及することができませんが、問題が発生したら、どんな行為が中国国内で起きたのか、海外に持ち出されたのか、そして神韻公演のDVDをなぜ配布できなくなったのかを真剣に考えるべきです。その中から教訓を学び取るのです。
法を正す事が終わろうとしていますが、どのくらいの同修は時々刻々、どんな事においても、法の要求の通りに行っているのでしょうか? しかし、修煉はいつか必ず終わりますので、その時になると、本当によく行わなかったら、私たちはどんな遺憾を残してしまうのでしょう? 機会は二度とありませんので、同修の皆さんはみな修煉のすべての機会を大事にし、厳粛にすべての事に対処するようにしてください。
以上、個人の認識ですので、間違いがあれば、慈悲に指摘をお願いします。
注:
[1] 明慧編集部の文章:『近日中に、7月22日以後の二つ目の真の新経文が掲載される』
[2] 李洪志師父の経文:『二〇〇九年大ニューヨーク国際法会での説法』
[3] 李洪志師父の経文:『ヨーロッパ法会での説法』