吉林省長嶺県の教師が連行された
■ 印刷版
 

 【明慧日本2017年1月12日】吉林省長嶺(ちょうれい)県の教師・褚占豊さん(女性)は昨年10月31日午後、7、8人の 国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官により強引に連行された。連行当時、褚さんはパジャマのままだったという。また、警官は褚さんのノートパソコン、プリンタ、携帯電話、タブレットPC、コピー用紙、子供用のパソコン・学習用具などを押収した。

 褚さんが連行された理由は、法輪功の資料を配ったためだという。家族は警官に証拠の提示を求めたが拒否された。

 警官は、褚さんの子供が通っている学校へ行き、子供に尋問した。当時、子供は大学の入学試験に直面していたため、尋問されて精神的なショックを受け、夜中でも突然叫びだし、昼間は腹部がけいれんし、成績も急落して精神的に不安定になった。このように、幸せだった家庭を壊されてしまった。

 妹は公安局へ行って、褚さんが連行された詳細を尋ねたが、ある警官に馬鹿にされ「お前も逮捕するぞ」と脅された。家族は弁護士を雇おうとしたが、長嶺県内では案件を担当する度胸のある弁護士が誰もいない。誰もが「上からの規定なので、弁護できない」と断った。

 褚さんはもともと病気だらけだったが、法輪功を学んだ後、真・善・忍の教えに従って厳しく律し、素早く健康を取り戻して楽観的になった。学生も「先生、何で毎日そんなに楽観的で、私たちに怒らなくなったのですか。本当にいいですね」と言った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/12/28/339476.html)
 
関連文章