夢の中で見た巨大津波の恐ろしい光景
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2016年7月18日】今年4月29日、夢の中で、私はある恐ろしい光景を見ました。それは、あまりにもリアルで、切実でした。まるでその場に身を置いているかのように感じ、私を震え上がらせました。目が覚めた時、涙で枕元がびしょびしょに濡れていました。以下は、私の見た夢の内容をそのまま再現したもので、いまだに精進しない同修に警鐘を鳴らしたいと思います。

 場所は、我が家で、登場人物は両親、僕と妻(大法弟子)、息子の大宝(大法小弟子)と幼稚園児の小宝(大法小弟子)です。家の外に、大きな津波が襲ってきました。非常に大きな津波が、天地を覆う勢いで押し寄せてきました。高層ビルに住んでいる私達は、すぐにすべての窓とドアを閉めました。そのため、海水は家には入り込まず、どうにか助かりました。

 しかし、すぐに次の津波が襲って来ました。窓から外を眺めると、空は、大きな災難が来る前の物寂しく、恐怖にみちた雰囲気でした。その時、高さ数100メートルの大津波が、北の方から押し寄せてきました。非常に高く、非常に大きく、一の文字を作って、遠くまで、遠くまで聳え立っていました。それは、すべての建物を飲み込みながら、壊滅的な被害をもたらす勢いでした。私はすぐに家族を呼び、一緒に発正念をしました。私は両足を組んで座禅し、妻は向かいに座禅を組み、父(法輪功が不法に迫害されている事実を知っているが、修煉をしていない)も左側で座禅を組みました。母はすでに三退をしましたが、大法に対する理解はまだ浅く、最初は、座禅するかどうかをためらっていましたが、私達3人の様子を見て、ようやく同じく足を組み、座禅をしました。津波はすぐに私達の建物に到達し、建物を飲み込みました。しかし、我が家だけは何かに覆われたように、水が入り込まず、奇跡的に津波の災難から逃れられました。

 津波が引いた後、町に出ました。悲惨な姿でした。町中、泥水だらけで、流されてきた家屋や壊れた家の残骸が散乱し、多くの人は津波で命を落としました。突然、ある家のドアが開き、中から3人の男の人が出てきました。1人の人が『轉法輪』を持っていました。私はまるで身内に会ったように、彼を抱きしめました。

 災難の後に、遥か遠い地平線に雲が出てきました。雲間から細長く伸びる一筋の光が放射し、それは遠くまで輝きわたりました。五色にきらめく空の果てから慈悲と温かさが滲み出し、佛光があまねく照らし、言葉で表現できない殊勝な光景が現れました。突然、遠いところに、大きな大きな舞台があることに気づきました。

 舞台の上には、師父がおられるようでした。下には、災難から逃れた多くの人々が群がっており、師父は説法をされていました。しかし、もう『轉法輪』の内容ではありませんでした。私はかすかに悲しみを感じました。なぜなら、もう二度と永遠に『轉法輪』の内容を聞けなくなることを知っていたからです。

 翌朝、目が覚めて、ずいぶん濡らした枕元を見て、夢の中で抑え切れず涙を流したことは、嘘ではないと改めて感じました。しかし、その涙は、淘汰された衆生のために流した涙だったのでしょうか? それとも、精進しなかった自分が、もう二度と永遠に『轉法輪』を読めなくなるから、流した涙だったのでしょうか?

 同修の皆さん、残された時間は本当にもう多くありません。師父は夢の中で、近い将来に起きようとしているこの惨事を、或いは、すでにほかの空間で起きているこの痛ましい光景を見せてくださいました。私たちはこの千載一遇の機縁を大事にし、しっかりと法を学び、精進して三つの事を行い、師父の慈悲なる済度に背かないようにしなければなりません。なぜなら、将来、もしかしたら私たちは、永遠にこの偉大なる天書『轉法輪』を本当に読めなくなるかも知れないからです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/7/13/331304.html)
 
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