文/中国吉林省の大法弟子 回帰
【明慧日本2017年2月13日】私は田舎で暮らすごく普通の家庭の主婦で、55歳です。1998年8月28日、この日は私にとって生涯忘れられない日となりました。この日、私は幸運にも宇宙の大法―法輪大法に出会い、李洪志師父の弟子となりました。これまで、道に迷っていた私を呼び覚ましてくださり、そして、壊れ果てた家庭をも救ってくださった慈悲深い師父に感謝いたします。
大法を修煉する前、私には激しい嫉妬心があり、自分に厳しい義母(以下母)と夫とその兄弟2人に不満を抱いていました。私は口下手なので、口喧嘩では母には勝てず、強い恨みをずっと心の底にしまい込んでいたのです。母のことを話すだけで胸が「ドクン、ドクン」と動悸がして、ついには、全身の毛孔から冷や汗が噴き出し、毛髪が全て逆立ちます。そして、成り行きで、この恨みを夫にぶつけることになり、毎日喧嘩して、穏やかな時がありませんでした。生計も結構苦しく、アイスクリームを食べたがる子供にそれを買うお金もありません。私は毎日、一体何のために生きているのか分からず、悲観的になり、絶望状態に陥り、自殺さえ考えるようになりました。
1990年、子どもが6歳になったある日、私はついに大量の睡眠薬を飲んで自殺を図りました。しかし、病院での救急処置で生き返ったものの、心は死にました。このつまらない人生を消耗するため、私は麻雀に手を出し、ついには、麻雀中毒になってしまいました。遅くなって席がない時は、お金で他人の席を買うことまでしました。夫に注意されましたが、私は「死ぬとすれば、この麻雀机の上で死ぬわ」とまで口にするほど、やめられませんでした。
1996年の冬、家でオンドルを燃やしているのに、私はそのことをすっかり忘れて遊びに出かけました。その結果、火事になり、家を焼失し、何も残りませんでした。当時はまだ1万元ほどの借金もしていました。私は1軒の藁葺きの家をみつけました。オンドルも窓もありません。この残酷な現実に私は徹底的に打ちのめされました。
私はまだ若かったのですが、リウマチ性心臓病や、肝疾患、末梢神経障害、胃の病気、ノイローゼ、頸椎症など、様々な病気を患っていました。毎日、麻雀をすること、救護所に行き(当時は病院に行くお金もありませんでした)、薬を飲んだり、点滴を打ったりすることで自分自身を麻痺させていました。何もできないし、する気もないので、死ぬまでこのまま適当に過ごしていようと考えていたのです。親戚や近所の人たちも「この家はもうお終いだよ」と陰で話していました。
私の命が後わずかという頃、1998年の秋、私は当時最も話題になっていた法輪大法と出会ったのです。李洪志師父は『轉法輪』という本の中で重大な天機を明らかにされました。また、師父の説法の中で人はなぜ病気になるのか、常人社会で起きているすべてのことの原因が何であるか、そして、人と人との関係には全て因果関係があり、良いことをしてこそ良い結果に結びつくこと、宇宙には法が存在し、その根本的な法が真・善・忍であることなど、様々なことが分かるようになりました。一気に心が明るくなり、こんなに素晴らしい法を私は必ず修煉しようと固く決意しました。
それからは誰かを恨んだり、迷ったりせず、真・善・忍の要求通りに自分自身を律し、すると、人生が一変しました。麻雀をやめたばかりの時は、村中の人々は全く信じてくれず「彼女が辞められたら、私は白米のご飯を食べるのをやめるよ」とまで言われたのです。しかしながら、私はやり遂げました。大法の威力と師父のご慈悲によってできたのです。
また、母への恨みも消えました。靴を履かせてあげたり、常に思いやることができるようになり、夫との喧嘩もなくなり、息子にとってもようやく温かい家庭環境となりました。師父の要求通りに行い、不足があればすぐに自分自身を探し、常に他人のことを優先し、道徳水準も向上し、数えきれないほどの病気もいつの間にか消えてなくなりました。修煉した日から、薬や点滴との縁は徹底的に切れました。
以前、家事すら全くしない私でしたが、今では、家事だけでなく、畑仕事まで1人でこなすことができ、夫も安心して外で働くことができます。現在、私の家は瓦ぶきで3部屋あり、倉庫、整然とした庭まであります。2台の小型トラクターと田植え機まで購入し、息子も結婚し、孫も7歳になり、私たち一家は毎日笑い声に包まれています。これら全てが夢ではありません。
しかし、中国共産党はデマを飛ばして大法に泥を塗り、天罰が下されないはずがありません。私が良くない状態の時、家庭や社会に大きな損失をもたらしましたが、政府は全く関与しませんでした。しかし、私が良い人になろうとして、家庭にも社会にも良い影響を与えている時、政府は突然私を迫害し、家族にまで被害が及び、孫以外全員が不当に拘束されました。私は何度も洗脳班に拘禁され、罰金を科されました。それでも、家族全員、今まで通りに法輪功を支持しており、また、法輪大法が正法であることを実証しています。
私たちの村は地形が比較的低く、冬、雪が降る度に道路に厚く積もってしまいます。雪かきにはお金も体力も必要なため、誰もしようとはしません。私たち当地の大法弟子たちは、夏の道路修理までも無料で引き受け、息子も、夫も参加します。従って、当地では法輪功の評判が非常に良く、これも全て師父と大法と大法弟子たちにより得られたのです。
ある日、私が自転車に乗っていた時のことです。村の李さんのバイクにぶつけられ、私は5、6メートルほど跳ばされて転倒し、膝の周囲が紫色になったものの、骨には異状ありませんでした。李さんは驚いて、私を病院に連れて行こうとしましたが、私は「大丈夫、私が法輪功を修煉してるって知ってるでしょう? 師父が守ってくださっているから大丈夫だし、あなたを騙すようなこともしない。だから、私の師父に感謝してくださいね」と話したところ、李さんは何度も礼を言いました。
夫と息子は修煉していませんが、大法の法理は知っており、普段の生活においても、道徳基準に基づいて行い、道徳に背くようなことは決してしないなど、法理で自分たちを律しています。一例を上げると、年末、爆竹を仕入れるために親子で市場に行きました。客があまりにも多いため、店主が忙しく接客している最中に、爆竹を盗む人が結構います。しかし、夫も息子も盗みはしません。帰宅して、夫は私に話しました。「君が大法を学んでいなければ、私たちはこれほど多くの法理を知るはずがなく、あの人たちと同じことをしていただろう。今日のことから、中国人の道徳がなぜこれほどまで落ちたのかやっと分かったよ。全て共産党のせいだ。神の存在を信じさせず、善悪に報いがあることも信じさせず、全て金、金で、金のために手段を選ばない人ばかりだ」
これを聞いて、私はふと思いました。もし、共産党が法輪功を弾圧しなければ、一体どれほど多くの人々が修煉を始めていたでしょうか? その人たちの家族も社会できっちりと法を守る良民になり、皆、道徳を守っていれば、きっと今日のような状況に陥るはずはなかったでしょう。
「皆さんもご承知の通り、現在では法律が徐々に健全化され、徐々に完備されてきています。それなのになぜまだ悪いことをする人がいるのですか? なぜ法があるのに従わないのですか? それはほかでもなく、人の心は管理できにくいもので、人に見られていないとつい悪いことをしてしまうからです」 「もし、誰でも内に向かって探し、誰でも自分がどうすべきかを考えるようになれば、社会が安定するようになり、人類の道徳基準が回復するに違いありません」[1]と師父は説かれています。
この機会をお借りして、まだ中国共産党のデマに騙されている人たちに心の底から一言お伝えしたいと思います。「大法の実態を理解し、誤解から抜け出し、公正に大法を評価すれば、それはあなたが長い間待ちに待っていた法輪大法であると気づくことでしょう」
これからも、師父のご恩に報いるよう、しっかりと修煉していきたいと思います。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』