カナダ籍の華人が北京で連行される
【明慧日本2017年3月29日】カナダ籍の華人・孫茜さん(50)は、先月29日、北京市朝陽区の警官に身柄を拘束された。
孫さんの原籍は山東省威海市である。現在は、北京市・利曼生物化学技術・有限会社の副社長を勤め、朝陽区紫玉山荘に在住している。
孫さんはかつて、うつ病、肝硬変、動悸、心肺停止になったこともあり、多くの病気を患い、たくさんの方法で治療を受けたが、効き目はなかった。しかし、2014年、法輪功を学んでから健康を取り戻した。
先月19日朝、孫さんは区の大屯派出所の警官に身柄を拘束された。警官20人あまりは孫さんのプリンター、パソコン、携帯電話、DVD、法輪功の関連書籍を押収したうえ、家政婦と遊びに来た姪まで連行した。
その後、孫さんの母と妹は孫さんの行方を尋ねたが、各部門の関係者は互いになすりつけた。
最後に、家族は派出所に通報しようとした時、孫さんが市第一留置場に拘禁されたことを告げられた。現在、家族は孫さんと家政婦にそれぞれに弁護士を1人づつ雇った。
弁護士は孫さんと面会できた。その時、孫さんの心理状態が穏やかであったため、弁護士、警官ともどもに感服した。
一方、孫さんの家族は孫さんの解放を強く求めたが、門前払いされた。それで、カナダ大使館にも助けを求めたが、しかし、これも拒否された。今、家族は各業界および海外の救援を呼びかけている。