文╱中国の大法弟子 暁暁
【明慧日本2017年6月19日】修煉して20年間、真相を伝える中で何度も師父に見守られ、危険な状況を切り抜け無事に帰って来ました。
昨年11月15日、雪が降ったばかりで、とても寒い日でした。月があたりを明るく照らし、私は同修と一緒に真相の書かれた垂れ幕を大きな木に掛けていました。私達は全部で9枚の垂れ幕を持って来て、6枚を掛け終わった時、遠くから3人の人が懐中電灯を持って私達に向かって来ました。急いで7枚目の垂れ幕を掛け、木から下りて私達は走ってその場を離れました。彼らは私達を追いかけて来ました。
私達は走りながら正念を発して、師父にご加持をお願いしました。ある急斜面のところに来て、私達は座って溝の底まで滑りおり、身を隠していた所で絶え間なく正念を発しました。1時間後、私達はそこから出て来て、残りの垂れ幕を全部掛け終えました。
道路にパトカーが回転灯をつけて走っていました。私達は山道を歩き、道が分かれるところに来れば、師父にどの道を進むべきかをお聞きし、一つの道を選んで進み、また、同じ状況になれば、再び師父にお聞きしました。こうして、ようやく家に帰って来ました。すでに夜中の3時を過ぎていました。
正念を発してから出発したのは夜の8時半でした。まるまる7時間を歩き続けました。その間、いったいどれだけの距離を歩いたか、私達にも分かりません。疲れた時、「私達は神です、必ずやり遂げます」と互いに励まし合いました。
ある中秋節の夜、夜中の2時半に私達は正念を発してから、タクシーで留置場に行きました。大きいサイズと小さいサイズの横断幕を15枚持って行きました。留置場の手前でタクシーから降りて、そして留置場の正門に長さ3mと3.5mの「法輪大法は素晴らしい」、「真、善、忍は素晴らしい」の横断幕を掛け、そして、通用門にも1.5mの小さめの横断幕を2枚掛けました。留置場の庭には大型犬が2匹腹ばいになっていました。私達は犬に「吠えてはだめだよ」と言えば、2匹の犬は私達を眺めて本当に吠えませんでした。横断幕を掛け終わってから急いでその場を離れました。
まだ収穫していないトウモロコシ畑を抜けた時、洋服は露でびしょ濡れになりました。私達はさらに留置場の近くの山に登り、険しい松林が広がる斜面に出て来ました。来る時に旅行用のボストンバッグに大きなテープレコーダーと10数枚の横断幕を入れて来ました。日が暮れてから、真相が録音されたテープを流そうと思い、手で木の枝を払いながら山頂まで登って来ましたが、寒さで身が震えました。
私達は6枚の月餅と2本の水と2冊の『轉法輪』を持って来ました。すでに夜が明けてきました。私達は正念を発して法を学び、お腹が空いので月餅を食べ、気温があまりにも低くく寒かったため、水を飲みませんでした。
日が暮れました。私は横断幕を留置場の近くの山のあっちこっちに掛け、最後に、テープレコーダーを木に掛け、放送のスイッチを入れてから山を急いで降りました。テープレコーダーから大法の真相が流れました。犬が吠えるのが聞こえ、「誰がやったのか」と叫ぶ声が聞こえました。トウモロコシ畑をもう少しで抜けそうになった時、後ろから誰かが追いかけて来て、私達の近くで転んだ物音が聞こえました。私達は道端の雑木林に入り込んで、そこで1時間ほど正念を発しました。
月が昼のように明るく照らして、私達は腰をかがめてしばらく山道を歩いてから、やっと道路に出ました。家に帰って来たのはすでに翌日の夜10時でした。
またある冬の日、同修と一緒に真相ビラと真相シールを持って出かけました。私達は真相ビラを配り、真相シールを貼って、やり終わって帰ろうとしたその時、1人の人が私達を尾行して来ました。私達が彼女の近くに行けば彼女は体を後ろ向きにし、私達が反対の方向に行けば彼女がついて来ます。私達が早く歩くと彼女も早く歩き、私達がゆっくり歩くと彼女もゆっくり歩き、私達が走ると彼女も走り出し、しつこく付いて来ました。私達は正念を発しながら、師父にご加持をお願いしました。同修は「もう無理だ、もうこれ以上走れないよ」と言うので、私は「止まっちゃ駄目だ。師父のご加持があるから大丈夫、きっと行ける」と励ましました。私達は歩いたり走ったり、左折したり右折したりして、ようやくある薪を入れる倉庫を見つけて中に入りました。そこで1時間ほど正念を発しました。最後に私達は無事に家に帰りつきました。師父は再び私達を守って下さいました。師父に深く、深く感謝致します!