【明慧日本2017年9月18日】陜西省のある辺鄙な田舎に姑と嫁が住んでいました。2人は法輪大法の修煉者です。姑は80歳代で学校に行ったことがなく、嫁は60歳代で小学校に2年しか通っていませんでした。
法輪功が迫害されるようになってからも、2人は堅い信念で師父と法を信じており、邪悪が騒がす俗世間の誘惑にも耐える事が出来ました。貧しい暮らしの中でも、大法弟子としての三つのこともしっかりと行っていました。
今年5月の初め頃から、地元の派出所は大法修煉者への「ノック運動」を開始しました。ある日彼女たちの家に、突然2人の警官がやって来ました。嫁が「あなた方は何のためにここに来ましたか?」と聞くと「あなた達に会いに来ただけです」と警官は答えました。姑が「会いに来なくても結構ですよ」と言うと、「あなた達はまだ法輪功をやっていますか?」と聞かれ、嫁と姑は「やっています! もちろん、やっていますよ!」と声をそろえて言いました。姑は「すばらしい功法なのに、どうしてやらないのですか?」と逆に尋ねました。警官は「何か困ることはありませんか? 何か手伝いが必要ですか?」と聞きました。姑は「困ることは何もありませんよ」と答えると、嫁は「もう家には来ないでください。これ以上痛めつけないでください」と言うと、2人の警官はぎこちなく笑いながら、「実は我々も来たくはないのですが、上からの命令なので仕方がない」とい言いながら、1人の警官がカメラを取り出して姑と嫁を撮ろうとしました。姑と嫁は「撮らないでください」と言うと、直ぐに嫁は発正念をしました。姑は「写真は上手く写らないでいいですよ」と言いましたが、警官は有無を言わさず、写真を撮ってから帰って行きました。
次の日も警官がまたやって来ました。昨日撮った写真はカメラに不具合も無いのに、何も写っておらず、疑惑を持ってまた撮り直しに来たと言うのです。部屋に入るなりいきなり、姑と嫁が止めようとする間もなく、再び写真を撮りました。
しかし、また次の日もやって来て恥ずかしそうに、「もう一度、写真を撮らせてください」と言いました。姑と嫁は「写真を撮らないでくださいと言ったのに、あなた方が聞かなかったからですよ」と言うと、警官は苦笑いをしながら、「仕事ですから、仕方ないです」と言って、また、写真を撮り終えると帰って行きました。
2人の警官は、帰ってまたもや何も写っていない写真を見て驚きました。「法輪功の人は本当に神様だ。写らないと言えば、本当に写らないのだ」と驚いたのでした。その後この2人の警官は誰から聞いたのか、常人と一緒に写れば法輪功の人の写真が撮れると聞いて、緊張しながらまたもやって来ました。嫁が「どうしてまたやって来たのですか? いつになったら終わるのですか?」と言いました。警官は満面の笑みを浮かべながら、「あなた達と一緒に記念写真を撮りたいのです」と言いました。姑は「記念写真は要りませんよ」と言いましたが、1人の警官が嫁の隣りに来るともう1人の警官が写真を撮りました。今度はもう1人の警官が姑の隣りに来て写真を撮りました。そして2人の警官は姑と嫁にこう言いました。「あなた達は家で法輪功を続けてやってください。これから先は、我々は来ませんから」と言って帰って行きました。
この写真撮影の騒動の次の日、姑は数年前に亡くなった夫の夢を見たのでした。「家では、誰か高官になりましたか?」と姑に聞いてきました。「どうしましたか?」と聞くと「家の前に三つの見張りがいます。見張っている人は威風堂々としているから、私は家に帰りたいけど、帰ることができません」と言ったというのです。
姑は、この夢の話を嫁にしました。少し考えて嫁は、「お母さん、見張りの人は人間ではありませんね。師父が私たちのために神様を連れて来られました。私たちを護って下さっているのだと思いますよ」と教えてくれました。姑は「なるほど、師父は夢のかたちで私たちを励まして下さっているのですね!」と納得しました。
姑と嫁は、偉大で慈悲なる師父に感謝を申し上げました。