【明慧日本2017年9月21日】
一、彼は私に深いお辞儀をした
2014年元旦の日、北京ダックの店の前で体が大きく、端正な男性がオートバイに乗ってやってきました。私は笑顔で「こんにちは! お会い出来るのはご縁ですね」と言いながら、手に持っていた法輪大法の資料を彼に渡しました。彼はすんなり資料を受け取りました。「あなたは中国共産党員ですか」と聞くと、「そうです」と答えたため、私は彼に中国共産党及びその付属団体の共産主義青年団と少年先鋒隊から脱退するように勧め、そして、「三退」する理由も話しました。
彼は少しも躊躇なく、「脱退します。実名で脱退します」と言いました。さらに、彼は意外な行動を取り、「本当にありがとうございました。あなたの事を永遠に忘れません」と丁重に私に深くお辞儀をしてくれました。
またある日、同修と一緒に真相を伝えに出た時、ある身なりの整った、気品のある40代の男性に会いました。私は単刀直入に「『法輪大法は素晴らしい』としっかり覚えて下さい」と告げると、彼はすぐに「お二人は本当に偉いですね。光栄です。今の人々が皆あなた達のように法輪功を修煉すればなんと素晴らしいことでしょう。あなたたちこそ未来の人です」と言いました。
二、車に便乗する縁のある人
今日、車を運転して音声電話をかけに出かけました。道端に2人の女性と1人の男性が手を振って、私の車を止め、「花畑まで乗せていただけますか」と頼んで来ました。私は迷わず「どうぞ、乗ってください」と言うと、1人の女性はお金を出そうとしました。私は「お金は要らないですよ」と断ると、彼女は「お金を払わせてもらえなければ、私達は乗れません」と言いました。私は「同じ方向ですから、ついでに送ってあげるだけです」と言いました。
彼らは嬉しそうに乗り込み、そして、「今日は本当にラッキーで、いい人に出会えてよかったです」とか、「バスから降りてから花畑まで歩くのはまだまだ遠いし、随分待っていましたが、あなたのような良い人に出会えませんでした」と言いました。私は「それはご縁ですね。皆さんは縁を信じていますか」と聞くと、彼女は「信じますよ」と言いました。私は「ある修行僧は『2人の人が会えば、話をしなくても500年の縁を結ぶ』と言いました。今日、あなた達3人が私の車に乗れたのはどれだけの縁によるものでしょう」と言うと、彼らもとても納得しました。
私は引き続いて、「私は佛を修めているものです。私の師父は私達弟子に何事も他人のために考え、何事も真・善・忍に基づいて良い人になるように教えて下さっています。私は法輪佛法を修めています。皆さんは法輪功のことを聞いた事がありますか」と聞くと、彼らは「聞いた事はあります」と答え、「あなた達は決して政府の嘘の宣伝を信じないでください。江沢民が法輪功を弾圧した理由は全部虚言で、天安門の焼身自殺もでっち上げた自作自演でした。考えて見て下さい。自殺をしてしまえば、どうやって修煉できるでしょうか。そうでしょう。理性的に考えれば、嘘は反論されるまでもなく、みずからぼろをさらけ出すのではないでしょうか」と言いました。
彼らはとても理解してくれました。1人は「母も佛を信じる人です。信仰に罪はありません。あなたは良い人だと見てすぐ分かります」と言いました。私は「大法を修煉する人は皆良い人ですよ」と話をしている中に、目的地に到着しました。私は「ちょっと待ってください。もう一つとても大事な事を言わなければなりません。皆さん『三退して平安を守ること』を知っていますか」と聞くと、「知りません」と答えたため、「三退はかつて参加した少年先鋒隊、共産主義青年団、中国共産党から脱退することです。心から神様に向かって『共産主義のために一生を捧げる』との誓約を破棄すると言えば結構です。そうすれば、神様は私達を守り下さるし、一生平安になります」と言いました。彼らが共産主義青年団にしか入っていないと言ったため、私は彼らに別名を作って脱退させました。そして、彼らはそれぞれの別名をもう一度確認して「しっかり覚えました」と言いました。
3人は嬉しそうに合掌して、「あなたのご無事をお祈りします。ありがとうございました。ありがとうございました」と言って、車から降りました。