文╱中国の大法弟子
【明慧日本2017年10月3日】先週、ある同修の家へ資料を届けに行った時、次の事を聞きました。同修の娘は雲南省へ旅行に行く途中、列車である法輪功学習者から大法の真相を聞きました。その後、彼女は母親に電話して、とても嬉しそうにその朗報を伝え、「その学習者は習近平がもうすぐ法輪功に名誉回復してくれると言って言ったけど、お母さんからは何も聞いていないよ」と言いました。それを聞いた同修はとても驚いて、娘の質問にどう答えたらいいか分からなかったそうです。
19日、明慧ネットの報道によりますと、ある学習者は一部の印刷された追査国際の追跡調査通告資料を見ました。その書類の隅から隅まで追査国際の通告フォームそのものですが、しかし、内容はまったく違っており、追査国際のウェブサイトで調べても、そのような内容は見当たらないのです。
個人の理解では、真相を伝える時、勝手に推測した話をしてはならず、「真」に反する話はなおさらしてはいけないと思います。なぜなら、私達は真・善・忍に同化し、自らの修煉に責任を持たなければならないからです。たとえ真相を伝え、人を救う時でも、真・善・忍に基づいて自らしっかり律していなければなりません。私達が知っている真相をそのまま伝えれば十分ですが、個人的な判断を加えたりする必要はまったくありません。私達は平和で、慈悲な気持ちで衆生に対応すれば、その正のエネルギーを衆生に見せる事ができるのです。たとえ真相を完璧に伝えることができなくても、大法弟子の慈悲と善良、そして衆生のために考える姿はきっと彼らに感動を与え、彼らが次に救わる機会の下地を作ることが出来るでしょう。
中国共産党の現政権について、師父は説法の中ですでに私達に示して下さいました。私個人の体得では、現政権に対して、私達は褒めもせず批判もせず、いかなる政治評論も加える必要はないと考えています。なぜなら彼らも未来を選択しているからです。現在、中国共産党の高官が相次いで失脚しています。それは江沢民集団のメンバーが法輪功を迫害した悪報で、習近平は天意に沿って行っているだけです。真相をここまで話せば、人々は自ら判断し、考えるでしょう。習近平が法輪功に名誉回復をしてくれるかどうかに関して、私達大法弟子は希望を託してはいけません。そうすればきっと旧勢力に隙に乗じられるに違いありません。私達にはすでに痛ましい教訓があったのではないでしょうか。
私達こそが世間の主役です。常人はすべて救い済度される衆生で、彼らの誰もが真相の前で選択を行わなければなりません。私達がしっかり修め、真相を十分伝え、人々に善悪の前で正しい選択をしてもらうことができれば、迫害に関与する人がいなくなり、誰も迫害に反対します。そうなった場合、この大法と大法弟子に対する迫害は自然に終焉を迎えるのです。そうなれば、真相を知って、迫害に反対する衆生に大きな福報をもたらすことになるでしょう。そして、それは私達全体がしっかり真相を伝えることよる必然の結果になります。しかし、もし、私達は常人が名誉回復してくれることを期待していれば、中国共産党の邪悪な本性からすれば、きっと結果は希望することと逆になり、衆生の救い済度に大きな損失をもたらしてしまうに違いありません。
資料を郵送したり、配布したり、或いは明慧ネットに投稿したりする場合も、必ず内容の信憑性と正確性を確認しなければなりません。多分そうであろうと推測した内容を加えてはならず、大げさなことを言ってもいけません。これはとても厳粛なことで、法輪功のイメージと信用に関わる重大問題になるからです。中国共産党のように、目的を達成するためには、どんな手段でも使うようなやり方をしてはいけません。私達の出発点は衆生を救い済度するもので、「真」を守り抜かなければなりません。そうでなければ、自ら損失をもたらしてしまうだけです。
私達は修煉者で、法を正す時期の大法弟子です。私達は正の要素に責任を持たなければなりません。真相を伝え、人を救う時、「真」に反してはいけません。事実のまま正直に、誇張しないように話さなければなりません。実は中国大陸では、大法弟子の正の言動は、すでに衆生の救済に役割を果たしています。もし、私達がもっとしっかり行うことができれば、もっと上手に真相を伝えることができれば、真相を伝える効果はきっともっとよくなるでしょう。