「慈悲は天地の春を溶かし」についての悟り
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 【明慧日本2017年12月3日】邪党は大法への迫害をすでに18年間も続けてきました。迫害の張本人・江沢民も政権を、すでに十数年間にわたり離れました。なぜ迫害がいまだに続くのでしょうか! 私達はこれについて、もっと深く考えなければいけません。学法同修と交流して、師父の「慈悲は天地の春を溶かし」[1]について、さらに深い内涵を理解しました。師父が法を正す時間をもっと長く延長される原因は、大法弟子の心の奥深い所に悪念があるためです。大法弟子は純粋な慈悲の心がまだ出てきておらず、旧勢力につけこまれて、迫害され続けています。

 師父は「相は心から生じる」の法理を説かれました。私達の心の中に恨みがあれば、旧勢力につけ込まれます。旧勢力は悪で悪を抑える方法で大法弟子を迫害しています。厳しく言えば、今の迫害は大法弟子の心の中に「悪念」があるため、齎(もたら)されてきたのです。大法弟子のその悪念を取り除かなければ、迫害は止まりません。その悪念の根は「嫉妬心」や「私心」です。それを連れて一緒に圓満成就できますか! 世の人々は大法弟子に対して衆生であり、救う対象です。大法と大法弟子への迫害に参与している人(迫害の張本人以外)も被害者なのです。私達は彼らに慈悲の心を持って対処すべきです。

 私は迫害され、3年間刑務所に閉じ込められました。その時、私達を迫害する人達に「恨みの心」が芽生えました。今振り返って見ると、完全に大法弟子の慈悲心が無く、欠けていました。大法弟子には敵がいません。救う衆生しかありません。多くの同修は今でも、大法弟子への迫害に参与した人達に「深い恨み」があります。その恨みを放下しないと慈悲心が生まれてきません。「慈悲は宇宙の最大の力」なのです。大法弟子が「純粋な慈悲の心」を持つことによって、この人達の大法への誤解が解け、彼らを救え、この迫害を終わらせることができます。

 今、一部の同修は自分とトラブルがある親戚や人、さらに同修にさえ恨み事があり、放下できていません。この状態でどうやって慈悲心が出せますか。大法弟子は最後になると、全ての心を取り除かなければなりません。こうすれば、慈悲心が生まれ、衆生を救え、師父から授かた大法弟子の使命を果たせ、誓約を果たせ、師父について圓満成就して天上に帰れます。

 大法弟子は多少の差こそあれ、この迫害を早めに終わらせるようにと誰もが望んでいます。しかしながら、なぜ師父は時間を延長されているのでしょうか。それは大法弟子が執着心を放下せず、大法弟子の基準に達していないからに他なりません。今の中国にはお年寄りの方達が多いのですが、彼らの延長された命は、今か今かと大法に救われることを待っています。それらの命を救うことこそが、大法弟子の最大な使命なのです!!

 私達の誓約を果たすために、私達各自の天国の衆生のために、天の危険を冒して法を得るために、世間に降りてきた各次元の王と彼らの世界の衆生のために、私達の「恨む心」と「執着心」を放下し、洪大なる「慈悲の心」、「慈悲の力」で宇宙の万物と衆生の怨恨を溶かし、師父に手伝って、迫害を終わらせ、救うべき多くの衆生を救いましょう!!

 迫害を終わらせることは、師父に頼らず、衆生に頼らず、自分自身に頼って、「洪大な慈悲の心」を修めれば、世の全ての怨恨を溶かし、邪悪を消滅し、この迫害を終わらせ、救うべき多くの衆生を救えます!

 自分の悟りですが、法に叶わないところがあれば、是非ご指摘お願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「法正乾坤」
 [2] 李洪志師父の著作:『各地での説法十』「大紀元会議での説法」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/11/27/357176.html)
 
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