時間が過ぎ去れば、もう二度と取り戻せません
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文/黒竜江省の大法弟子 心語

 【明慧日本2017年12月24日】今年、卒業40周年の大型パーティが予定された際、同級生たちは私の性格が良いと言って、全員に知らせる仕事を私に任せました。私はそれが朝飯前だと言って引き受け、120人の同級生の全員に通知を出しました。その過程で、私は法をあまり学べず、たとえ学法していても心が静まらず、多くの時間を浪費しました。そのとき、問題意識がありましたが、パーティが終ればきちんと元通り、学法ができるものと思っていました。

 3日間の大型パーティが終わったあと、今度は地元の二十数人の同級生たちは、順番に地方から来た同級生たちに食事を奢ることになって、またも半月がかかって過ぎ去ってしまいました。これではいけないと思った矢先に、地方のある友達(同修)からショートメッセージが送られてきて、「最近はどうですか?」と聞かれました。同級生たちと集まっていたことを彼女に教えると、彼女は率直に「きりがありませんね! どれだけの時間を無駄にしたことでしょう! こっちに来て、数日間泊まりませんか?」と誘われました。その時、私は以前自分が「朝飯前だ。集まりが終ったら、しっかり学法できる」と考えていたことを思い出しました。この間違った一念によって邪悪に隙に乗じられ、「延々と集まること」を段取りさせられるは目に陥ってしまいました。

 この点を意識した後、地元の同級生が主催する食事会はバタッと止まりました。もしこの点に気づかなければ、後にどんなことに絡まれるか分かりません。邪悪は本当にあらゆる隙を狙っています!

 その後、私は同修の家に行きました。ある日、食後の食器などを片付けようとする私に、同修は「そのまま置いといてください。もうすぐ発正念の時間です!」と言いました。発正念の後、私たちは一緒に食器を片づけました(彼女の動きはとても素早いのです)。彼女の「この定時の発正念の時間を逃せば、二度と取り戻せません!」というこの一言に、私は大いに震撼しました。

 彼女は毎日零時過ぎに寝て、1日に3~4時間しか寝ません。私は睡眠時間が長く、しかも昼寝もします。彼女の家に来てからは昼寝をしないように言い聞かされました。「あなたの睡眠時間は長すぎます。これだけ多くの時間を睡眠に費やしてしまって、非常にもったいないことです。この時間が過ぎてしまうと、もう取り戻せませんよ!」と真剣に言われました。

 同修の娘は北京にいます。用事のために北京に行こうとする同修は、私の同行を頼みました。鉄道の駅に向かうバスの中で、私は同修と一緒に電子書籍で学法し、定時になったらバスの中で発正念しました。待合室の中でも、そして列車に乗ってからも、彼女は家にいる時と同じように座禅して学法し、発正念も行い、途中に脚を崩したことがなく、零時過ぎに寝るようにしていました。

 列車の中で座禅して発正念をする際、向かい側の人が「お二人の座禅を組む姿、そして慈悲深くて穏やかな表情は見ていて、とても気持ちが良いです。佛を信じていますか?」と聞かれました。私たちはその機会を利用して彼女たちに真相を伝え、「天安門焼身自殺」や「薬を飲まない」といった質問にも解答しました。彼女たちは「なるほど、そういうことだったのですね」と納得しました。北京に着いた後、私たちは彼女の娘のルームメートたちに真相を伝え、食事をしに行ったときに、同じ車に乗っていた人達にも真相を伝えました。用事を済ませた後、私たちは無事帰って来ました。

 彼女の家に泊まっていた間、私は2回ほど世間話の雑談をしようとしましたが、口に出せませんでした。彼女は発正念が始まる数分前でも時間を惜しんで学法していて、通話の代わりにショートメッセージを使い、必要な用事だけを簡単明瞭に相手に伝え、無駄な話を一切しませんでした。彼女が言うには、「時間を惜しんで走り続けて、やっと師父について家に帰ることができます!」

 彼女と一緒に過ごした日々の中で、私はより多く学法することができ、心を静めて学法や発正念をすることもできて、睡眠時間が短くなったものの、心身ともに昇華したと実感しました。大法は本当に一切の執着を破ることができます!

 家に帰って1週間が経ったある日のお昼ごろ、彼女はショートメッセージを送ってきて、「今、何をしていますか? 昼寝はしていませんよね?」と聞いてきました。私は「ちょうど発正念を終えたところです。帰ってから1回も昼寝をしていません。今後も昼寝しません」と答えました。彼女は「おめでとう。やっとこの関を突破しましたね。もし時間を惜しんで、しっかり自分を修めなければ、他の同修が圓満成就して家に帰るときに、あなただけが取り残されて、その時になって泣いても、もう間に合いませんよ。それでは後悔しきれないでしょう!」と諭されました。

 同修の皆さん、ともに精進しましょう! 時間が過ぎ去れば、もう二度と取り戻せません!!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/12/19/350393.html)
 
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