天津市南開区裁判所 房克山さん夫婦に不当判決
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 【明慧日本2018年1月12日】天津市北辰区や武清区の法輪功学習者達は、2016年5月12日の夜、車を運転して、「法輪大法デー」を祝う横断幕を掛けに出かけた。その日のうちに、法輪功学習者の13人は警察官に連行され、その中には房克山さんと張淑蘭さん夫婦が含まれていた。

 昨年9月26日、南開区裁判所が房さんと張さんに対し、不当に2回目の公開で開廷された際、弁護士の盧廷閣さんと高承才さんは法廷で、確かな根拠を持って無罪を主張した。

 最近の情報では、房さんと張さん夫婦は不当にそれぞれ懲役3年6カ月の判決を宣告され、11月15日に、張さんはすでに天津女子刑務所に移送され、房さんもすでに刑務所に移送されたのではないかと思われる。

 家族が代理弁護士に問い合わせをした際、2人の弁護士は「判決文をまったく受け取っておらず、人はすでに刑務所に移送された後で、しかも移送されて1カ月も過ぎていたとは!」と大変驚いた。

 盧弁護士はすぐに南開裁判所に電話をかけ、房さんの居場所を問い合わせると、書記係の人員は「10月31日にすでに判決を宣告したが、2人の弁護士に判決文を郵送するのを忘れた」と言った。そして、房さんには上訴する意志がないと強調した。

 弁護士が房さんの現在の居場所を問い正すと、「裁判所は判決を下すことだけに責任を持ち、房さんの居場所については管轄ではない」と答えた。

 しかし、判決は10月31日に宣告されて、張さんは11月15日にすぐに刑務所に移送された。

 盧弁護士は12月22日に南開裁判所に問い合わせをして、12月26日にようやく判決文を受け取った。南開裁判所が法輪功に対して、上訴を恐れながらも、不当に判決を宣告しようとする意思が明らかである。

 9月26日の法廷審議の後、検察側は懲役2年以下の刑を提案したが、しかし、南開裁判所は不当にも懲役3年6カ月を宣告した。

 房さんの親友は「房さんが上訴しないということはあり得ない。南開裁判所は上訴を阻止するために、弁護士にずっと情報を故意に知らせないままでいた」と分析した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/12/30/358656.html )
 
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