新しい修煉者 「自分をしっかり修め 大法を実証する」
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2018年3月16日】私は2013年の末から法輪大法の修煉を始めました。修煉する前、私はプライドが高く、いつも朝から晩まで頑張って働き、家庭を支えていました。「人間は自分の運命に勝てない」という諺があります。私はもっと働いて稼ぎ、家庭の生活環境を変えようと思っていましたが、夫は病気がちな人で、いつも体調を崩し薬を飲んでいました。しかし、夫は大法を修煉し始めてから、体調が良くなり、私達の運命も変りました。

 一、夫は病業から脱出

 2004年の事です。夫は小さい頃から体が弱く、結婚した後も、相変わらず常にたくさんの薬を飲んでいて、病状が酷くなると、点滴を受けなければなりませんでした。このような体調なのに、夫は短気で性格も悪く、闘争心がとても強い人でした。ある日、夫は高熱が1カ月も続きました。私は夫を自転車に乗せていろいろな病院に行き、検査を受けましたが、病因はわかりませんでした。点滴が終り一緒に帰り、元気がない夫の姿を見て「まだ若いのに、このような状況がいつまで続くのだろう」と心配していました。

 その時、私はふとある功法――法輪功の事を思い出しました。夫に、「法輪功を学びましょう」と言うと、「なぜ法輪功を学ばせるの?」と聞くので、私は、「法輪功は病気治療と健康維持ができると聞いたこと事があるから」と言いました。

 その時、夫の親戚の人がきました。彼女は法輪功の修煉者でした。私は彼女に、「夫に法輪功を学ばせたいのです」と言うと、「いいですよ!」と言いながら、彼女は持っていた宝の本『轉法輪』を夫にくれました。それから、夫は大法の修煉を始めました。私は子供と一緒に夫を応援しました。修煉を始めてから夫は大法に命を助けていただき、慈悲で偉大な師父に新たな命をいただきました。

 夫の体の変化を見て、私は心から、やっと以前の状況から脱け出る事ができたと思いました。夫は体調が良くなり、家事を手伝ってくれるようになりました。時々、正念を発することを忘れて家事をしているとき、私は夫に「正念を発する時間よ」と言ってあげました。夫に、「あなたは法輪功を理解する事がとても早い、あなたも学びましょう」と言われて、私は断りました。「私は稼がなければならない。修煉者は「真・善・忍」に基づいて自分を律しなければならないので、私にはできない。私はあなたより気が強く、人を許す事ができない性格なので、こんな良い功法を学ぶ資格がない」と言いました。

 ある日、夫は法輪功の真相を知らない人に通報され、派出所に連行されました。親戚や友人が、夫に大法をやめるように説得してと言われました。私は、「何があっても、夫を応援します」と言いました。

 二、親情の関を乗り越える

 あっという間に10年が経ちました。私は大法に縁があり、師父は諦められずに、私のような人間を地獄から救ってくださり、私は大法の修煉を始めました。

 修煉してから1年、思い通りにいかないことが起きました。子供は去年のお正月から、出稼ぎに行ったまま、いまだに帰って来ないし、何の連絡もありません。私は、「小さい頃はとても良い子だったのに、なぜこのように変わったのか?」と納得できませんでした。私は精神的にも疲れ果て、親戚との付き合いもできなくなり、茫然としていました。

 私の様子を見ていた夫は、「あなたの心性を修めさせるために起きたことで、乗り越えないといけない関だ。子供に対する執着心を放下できるかどうかの試練だよ。あなたは修煉してから、今まで一度も関や難がなかったでしょう、修煉はそんなに簡単なことではないよ」と言いました。

 夫に啓発され、深く学法するにつれて、私はだんだん自分を見失っていた状態から立ち直りました。そのとき、師父の説法を思い出しました。「誰が母親で、誰が子供なのか、死んでしまえば、お互いに誰も分からなくなりますが、造った業だけは相変わらず返さなければなりません」[1]。それから、私は立ち直り、毎日頑張って学法、煉功し、自分のやるべきことをしています。

 三、自分を修め 真相を伝え衆生を救う

 2014年の年末、私達夫婦はある会社に雇ってもらいました。修煉はどこでもできると思い、仕事の中でも、自分の信念をしっかりもって何事にも接することが重要だと思い、社長に何を言われても、文句を言わず、大法に自分を照らして、自分の仕事を真面目にしました。夫は時々心性を守れず、先に文句を言ってから、仕事をしていました。私は夫に、「大法弟子なので、何事に遭っても、自分を修めなければならない」と言いました。私達はお互いに注意し合い、全身全力で文句も言わず、社長や同僚に任せられた仕事をやり遂げたので、社長と同僚から信頼されました。

 私の仕事は会社の6階の掃除と社員の食事を作ることでした。いくら仕事が辛くても、私は社員の食事をきちんと作りました。常に自分は大法弟子だと自覚し、何事も先に他人のためを考えました。どのような仕事にも黙々と働く姿を見て、社長と同僚が良い人だと言ってくれました。それから、私は彼らに法輪功の真相を伝え、大法の素晴らしさと中国共産党がなぜ善良な修煉者を迫害しているのかを伝えました。師父のご加護により、縁のある人が三退をしました。一部の人は救われませんでしたが、これは私がまだ人心を全て放下できなかったからです。より多く学法し、正念を発し、人心を修めれば師父の按排もあり、もっと多くの縁のある人を救うことができます。

 工場は地方の小さい工場エリアの中にありました。社員達は「共産党は法輪功が良くないと言っていますが、あの夫婦は法輪功修煉者でしょう。誰に対しても優しく対応し、何を頼まれても断らず対処しているのに、なぜ悪口を言うのでしょうか?!」と言いました。今、私達夫婦は工場エリアで良い人だと好評になりました。

 私は毎日法を暗記するとき、私のような悟性が足りない弟子でも、たくさんの法理が分かるようになったのは、師父が智慧を与えて下さったおかげだと思っています。毎日の仕事がいくら忙しくても、私は毎日法を暗記し続け、師父の正法の進展に付いて行きます。

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 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/1/29/360192.html)
 
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