利益を放下して、師父について家に帰る
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2018年4月8日】私は自分の体験を書き出して、マルチ商法や財テク、保険などをやっている同修と交流し、少しでもお役に立ちたいと思います。心から同修のことを大切に考えており、決して自己顕示ではありません。

 修煉する前、夫は株の取引をして、すこし儲けました。しかし、夫は仕事が忙しくなり、代わりに私が株をやり始め、そこそこ儲かりました。お金を少し儲けると、もっと儲けたいという欲が出て、私は投資額を増やし、家の貯金と建築工事の資金の一部を「中国石油化工」に投入し、1株18・6元で購入しましたが、その後、株価が暴落し、6・2元まで下がりました。当時の株価指数も1600まで下がりました。私は損切りをせず安値でさらに買い増し、平均購入額を下げて高値で売りたいと考えました。こうして、私はどんどん買い増しをして、毎日、株価の推移を見守り、株価の変動に一喜一憂する日々を送り、食事も満足に食べられず、よく眠れず、心身ともにぼろぼろになりました。

 2009年5月4日、私は千載一遇の機会に法輪大法と出会い、幸運にも大法修煉の道を歩み始めました。修煉をしてまもなく、師父の経文から、株の売買をしてはいけないことを知り、「株価が上昇すれば、即座に全て売却しよう」と思いました。翌日、いつものようにパソコンを立ち上げ、株価が正常に動いているのを確認して、私は「師父、株価が上がれば、弟子はすべてを売却して、ここから足を洗います」と言いました。しかし、その瞬間、パソコンの画面は真っ黒になりました。

 師父は私に気付かせてくださっていました。しかし、私は諦めきれずに泣きながら、「これは大変な額だ。アカウントもロックアウトをしていないから、お金は盗まれる。せめて私に逃れさせてください!」と叫びました。私は悔しくて、辛くて、自分の感情を抑えられず、声を上げて泣き、涙がぽろぽろと流れました。あまりにも辛かったため、私は洗面所に走り、泣きながら顔を洗い、洗っては泣き、隣近所の人に泣き声を聞かれないよう、タオルで口を抑えて泣き続けました。泣き疲れたら、洗面所の濡れた床に座リ込み、両足を抱えて泣きました。洋服も濡れとても疲れました。心はぼろぼろになって、泣き疲れて涙が乾くほど泣きました。

 その瞬間、耳元に「これは千載一遇の大法です!」という声が響きました。私は突然目が覚め、そして、「師父、師父」と叫び、今度はお金がなくなることを心配するより、師父が私を見捨てられることを恐れました。私は、「師父、弟子は師父について家に帰ります! 弟子は師父について帰ります!」と泣きながら、慌ててパソコンの前に戻り、手でマウスを触ってみると、パソコンはその瞬間正常に戻りました。私は泣きながら、「師父、お願いします。売り注文を出しますから! 全部売却させてください!」と叫びました。結局、1株6・8元で全部売りました。3分の2の損失を出して、ようやく全部投げ出しました。そして、もう二度と株の取引をやらないと決意しました。

 当時、利益を求める心がとても強かった私は、株を売却してから、ほっとして心が平穏になりました。夫は仕事から帰って来て、ドアに寄りかかって、全身の力が抜けたように、「お前は株を全部売ったのか?」と聞き、「全部売ったよ!」と答えたら、「本当に全部売ったのか?」、「本気なのか?! お前は本気に修煉するんだね!……」と言いました。

 大法は超常的で、強い威力があるものです。私は株で大損をしましたが、しかし、建築工事のプロジェクトでもっとたくさん儲かりました。それは師父がくださったものです。そして、私は利益の心を取り除き、安心して法を暗唱し、煉功出来るようになり、三つのことをしっかり行なえるようになりました。その後、夫も大法修煉の道を歩み始め、息子も大法を学びました。私達は道徳を高め、心身共に健康になり、家庭が睦まじくなり、家族皆が心から「法輪大法は素晴らしい! ほんとに素晴らしい!」と言いました。

 修煉してから6年目、同修から修煉体験を話してほしいと言われ、私はこの経験を話しました。その場にいた多くの同修は心を打たれ、涙を流しました。ある同修は「あなたは新しい学習者なのに、ここまで出来るのは、本当に偉いですね。私も株を持っていますが、これから全部売却します。師父について家に帰ります」と感激して言いました。

 暫く前に、ある同修が家にやって来て、私と夫に「3万元を投資すれば、数十万元の儲けが出る」という話を持ち込んで来ました。この同修は修煉を忘れ、金儲けに走り、たくさんの人を勧誘し、中には年配の同修も少なからずいました。私は法に則って彼と交流し、やめるように勧めましたが、しかし、彼は「これはマルチ商法ではない。海外でもこのようにやっている」と言い張りました。

 同修よ、戻って来てください! 利益のために一夜にしてすべてを失わないようにしてください。私達はこの世に来て、苦しみをなめつくして何を待っているのでしょうか? 目的はなんでしょうか? 早く目を覚ましてください! 時間はもうありません! 師父は私達の帰りを待ち望んでおられます。「わが子よ、早く帰って来てください! 早く帰ってきてください! 帰ってください……」と、師父の声が響き渡っていました。ここまで書いて、私は涙が流れました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/3/30/363473.html)
 
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