広東省湛江市の陳海霞さん 不当に開廷される
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 【明慧日本2018年4月24日】広東省湛江(たんこう)市雷州の法輪功学習者・陳海霞さんは2018年4月16日、市赤坎(せきかん)区の裁判所で不当な裁判が行われた。裁判所では朝からまるで敵に臨むかのように、銃や電気棒を持った十数人の武装警官が入り口に立ち並び、朝9時過ぎにはパトカー3台もやって来た。

 陳さんは手錠を掛けられ、3台のパトカーと数十人の武装警官の守りの中を通り、裁判所に入廷した。

 陳さんの自宅を警官に家宅捜索された時、夫の身分証明書が押収された。にもかかわらず、裁判所は身分証明書がないという理由で夫の傍聴を拒否した。陳さんの家族は3人しか法廷に入れなかった。ほかの傍聴者はみな政治法律委員会(610弁公室を直轄する組織)の関係者と30人以上の警官だった。

 陳さんの家族は弁護士を雇ったが、弁護士は何度も裁判官に妨害された。しかし、裁判官は弁護士の弁護に何も反論できなかった。

 裁判は2時間以上に及んだが、判決は改めて宣告することになった。情報筋によると、傍聴者たちは裁判の内容を聞いて、みな「法輪功はこんなにいい功法なんだ」とわかった。

 4月18日、陳さんの父親は再び区裁判所を訪ね、娘は身体が弱く、何度も高血圧でショック状態になったことがあるため、拘禁の条件を満たしていないとして、一時出所を強く求めた。裁判官は父親の愛に感動し、一時出所に同意した。現在、家族は一時出所できるように申請中である。

 陳さんは2017年11月、雷州市で法輪功の資料を配布した時、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じている人に通報され、数日間拘束された。しかしその後、尾行していた警官に身柄を拘束され、現金6千元(およそ10万円)と、家財なども押収された。

 陳さんは最初、市麻薬中毒回復所に拘禁され、2018年の初めに市赤坎区裁判所に送られた。情報筋によると、警官は陳さんを罪に陥れる資料を区検察庁に提出したが、差し戻された。弁護士は家族から陳さんの血圧が高いことを聞き、拘禁するには適していないことを指摘し、「一時出所させるべきだ」と主張した。しかし、市政治法律委員会と公安警察は法律を犯し、再び陳さんを検察庁に起訴したという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/4/20/364340.html)
 
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