【明慧日本2018年4月27日】吉林省長春市の法輪功学習者・韓嵐さん(78歳女性)は、2016年8月に不当に連行され、家財を押収され、懲役1年6カ月の実刑判決を宣告され、刑務所に拘禁された。そのため病気で長年寝たきりの夫が韓さんの世話を失い、亡くなった。
以下は、韓さんが自ら述べた迫害の真実な経過である。
2016年8月13日、長春市自動車工場岱山公園で真相を伝えた際に、私は安慶路派出所の趙所長と長春市国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の李隊長に連行された。翌日、警官ら3人が私を自宅まで連れ戻し、自宅を家宅捜索し、法輪功の書籍や家財を押収した。
同年11月15日、法廷で公訴人が法輪功の書籍103冊、法輪功の宣伝冊子30冊、DVD58枚、書類13件、法輪功のチラシ94枚が家宅捜索の際の証拠の物品であると言った。それは全部、でっち上げたものである。
また公訴人は私が15日間拘束されたことを言ったが、それも事実ではない。その拘束票にはそれらの内容、署名、日付がない。
証人の孫某は偽りの証人である。法廷でこの証人を見たこともないし、性別や勤務先なども全く知らない。人証と物証が正しくない上、私が偽証を認めないもとで、裁判所は私に「邪教組織を利用して、法律の実施を破壊した」という罪 を宣告し、署名させようとしたが、私はかたく断った。
同年12月7日、関係者の1人がやって来て、私に罪を認めさようとしたが、私は認めなかった。同年12月8日、判決が宣告され、5千元の罰金が科されたが、私は罰金を払わず、上訴した。しかしながら、上訴が却下され、「原判決を維持するものとする」という結論が下された。
中国の公民には信仰の自由がある。私が法輪功の真相を伝えることは何も罪を犯していない。実際には、権力を利用して私を迫害した者こそが犯罪を犯し、法律の実施を破壊した者である。
夫は長年寝たきりで、私は1人で面倒を見ていた。私は家に帰って寝たきりの夫の世話をすることを要求したが、刑務所側はこれを許さなかった。それで仕方なく、娘3人が順番で世話をしたが、その後、家政婦を雇った。しかしながら、私が拘禁されていた8カ月後に、そのかいもなく、夫は亡くなった。