広東博羅県の黄群芳さん 意識不明になり入院
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 【明慧日本2018年4月30日】広東省恵州市博羅県の法輪功学習者・黄群芳さんは、2017年9月26日夜、突然に侵入された黒い服を着た者に身柄を拘束され、家財を押収された。翌日、派出所は拘禁証明を公付し、黒い服を着た者が警官だったことが判明した。

 県公安局の関係者は家族が弁護士に依頼することを阻止しようとし、公安局が指定した弁護士を雇わせようと企てた。黄さんの夫は何度も今の弁護士を解雇するように強いられた。

 2018年1月26日、弁護士は博羅検察庁を訪ねたが、黄さんはすでに24日に裁判所に起訴されたと告げられた。弁護士は裁判所に行き、この案件の資料を見ることを求めたが拒否された。弁護士は裁判所に委託書を送り、弁護士協会を通し、自分の権利を守ることを表した。当日午後、関係者は黄さんの夫に電話を掛け、弁護士は1月29日にこの案件の資料を見れるということと、2月5日に開廷することを伝えた。

 1月29日、弁護士は案件の資料を見終わると、この案件に対する開廷の日付はキャンセルされ、新たに知らせると言われた。弁護士は黄さんと面会し事実を確認すると、この案件の資料と黄さんの話とは大きな相違があると言った。

 当日、黄さんの夫は弁護士を解雇するように強要されたという。黄さんはプレッシャーが大きすぎて、突然倒れて広州武装警官病院に送られた。黄さんの血圧は220に上り、入院の1週間後、博羅留置場に戻されて迫害を受け続けた。現在、朝と晩に薬を飲まされているが、血圧はまだ170はある。

 2018年2月、6、7人の警官が黄さんの自宅に侵入し、黄さんの夫に弁護士を解雇するように脅迫した。黄さんの夫は「法律に従い弁護士を雇うのは私の権利です。私に依頼させない根拠は何ですか? ありましたら、見せてください。私が弁護士を雇うことは違法ですか?」と問い詰めた。

 2018年4月17日、弁護士は再び黄さんと面会し、黄さんの健康状況を確認してから、一時出所することを申請した。

 黄さんの家族は黄さんの健康状態を心配し、裁判所に無罪で解放するように要求しに行く予定である。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/4/27/364631.html)
 
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