【明慧日本2018年5月1日】ルーマニアブカレストの法輪功学習者は2018年4月25日、「4.25」の平和陳情19周年の記念イベントを行なうために、駐ルーマニア中国大使館前に集まり、中国共産党による19年間も続いてきた法輪功への残酷な迫害に抗議し、迫害を直ちに停止するよう求めた。
中国大使館前で、中国共産党による迫害に抗議しているルーマニアの法輪功学習者たち
学習者達は「真・善・忍」、「江沢民を法律に従って処罰せよ」、「酷刑による迫害を停止せよ」などの横断幕と展示パネルを設置し、通行人に法輪功の功法を実演した。往来する人々は次々と足を止め、迫害真相の展示パネルを見て「一体何が起きたのか?」と尋ねた。学習者たちは「真・善・忍」を信奉する法輪功学習者に対して、中国共産党が国内で行なってきた残酷な迫害の事実を根気よく説明した。
学習者から中国共産党による法輪功への持続的な迫害、および臓器狩りの事実を耳にしたある若者は大変驚いて「皆が立ち上がってこのような行為に反対すべきだ」と言った。また、彼は法輪功の功法にとても興味を示し「法輪功学習者たちの迫害反対の行為が成功することを祈る」と言った。
法輪功学習者・傑拉さんは「これほど素晴らしい法輪功が長年に亘り中国共産党によって迫害されているので、中国共産党前政権の独裁者・江沢民が犯した人道に反する罪は許されるものではない」と言った。彼女は迫害を引き起こした元凶・江沢民に対して、法に沿った処罰を早急に行なうように呼びかけた。
「4.25」陳情事件の背景
1999年4.25、1万人余りの法輪功学習者が中南海国務院投書・陳情部を訪ね、共産党当局に合法的で自由な煉功環境を求めた。これがいわゆる「4.25陳情」である。
「法輪功学習者が中南海を包囲した」は、中国共産党が流したデマである。事件全体は中国共産党が仕掛けた罠だった。法輪功学習者たちが訪ねたのは中南海のそばにある「国務院投書・陳情部」だが、中国共産党の警官らは現場に行った学習者たちに立つべき場所を指示し、中南海附近に立つように誘導し、学習者が中南海を包囲した様相を作り上げた。
法輪功学習者たちの1999年4.25の陳情活動は国民の合法的権益を行使したことで、全過程において理性を保っていた。法輪功学習者たちが見せた勇気と、平和かつ理性的な精神風貌は世界を驚かせ、永久不変の道徳の里程標(りていひょう:物事の推移・展開・発達の一段階を示す印となるもの)となった。「4.25」の平和かつ理性的な精神は今もなお続いている。