赤峰市の警官 未成年者の子供にサインを強要
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 【明慧日本2018年6月24日】内モンゴル赤峰市林西県の法輪功学習者・陳翼飛さんは、2018年4月25日夜7時すぎ、車で精神病患者の義理の母に食事を持っていく途中、警官に連行され、さらに車も押収された。陳さんはとても親孝行な嫁だったという。

 その後、警官ら4~5人は陳さんの家に不当に侵入し、家宅捜索をした。家には義父(93)と12歳未満の娘しかいなかった。警官はパソコンなどの私物を押収した。

 家族は陳さんが連行されて、48時間後にそのことを知った。その時、陳さんはすでにヘシグテン旗の留置場に拘禁されていた。情報によると、陳さんに対する連行はヘシグテン旗と林西県の警官によるものだという。

 その後、警官は陳さんの娘が通っている学校へ行き、娘は陳さんの案件に関するたくさんの資料にサインか、拇印を押すように強いられた。警官らは娘の先生にも協力してもらい、娘に「サインか、拇印を押すかどちらかを選択しないといけない」と言って騙した。娘はそれらの資料の意味がよくわからず、反抗できず、言われるがままに従うしかなかったという。

 このように、未成年者の子供を利用して、作ったいわゆる「証拠」は法律違反であり、法律の効力はないことは司法関係者にはよくわかっているはずである。しかも、中国の『憲法』には信仰の自由や、言論の自由、出版の自由が謳(うた)われている。

 陳さんは法輪功を信仰し「真・善・忍」に従って自分を律し、より良い人になる事をめざす努力をしているだけで、なにも違法な行為などしていないのに、拘禁された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/5/28/368099.html)
 
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