新しい学習者 大法を修煉し1カ月で 末期の肝臓癌が治癒
■ 印刷版
 

文╱中国の大法弟子

 明慧日本2018年7月18日】大法弟子の弾圧が始まった1999年7.20の頃、私は卒業したばかりでした。目の前に突如として起きた大きな変化に、戸惑いを隠せませんでした。今まで、全国で法輪功を修煉している1億人近くの善良な大法弟子が、突然、中国共産党に「国と社会を加害する犯罪者」と宣伝され、非人道的な迫害と弾圧を受けたからです。

 私は大法修煉をしていませんでしたが、心の中で大法弟子達にとても同情していました。姉は信念の強い大法弟子で、大法弟子の優れた素晴らしい素質を持っていました。姉は利益に関して、けっして常人と言い争わず、いつも他人を助け、怨み言を言わず、年老いた母親を黙々と介護していて、弟の私としても心から敬服しました。このような事は本当に数えきれないほどありました。

 就職してから、たまに大法弟子にも出会いました。私は彼らにいつも礼儀正しく応対し、彼らからもらった真相資料を少し読みました。彼らに同情し尊敬もしているからです。姉に勧められ、私は共産主義青年団から退きましたが、大法弟子になることはありませんでした。

 2017年8月になって、私は病院で末期の肝臓癌と診断されました。検査結果を手にした時、私は絶望の淵に陥りました。病気がちの妻と幼い子供はこれからどうすればいいのでしょうか? 誰が彼らの面倒をみるのでしょうか? 私は雨の降る中で泣きました。

 まず市の病院、それから省の権威ある二つの総合病院で診てもらいましたが、いずれも手遅れで、治療が出来ないとの結論でした。気分は最悪でした。もともと姉の家で2日間静養して、薬をもらってから、さらに内モンゴルに行って、有名な「神医」を尋ねに行くつもりでした。話によると「神医」は多くの患者を治癒したとのことでした。

 今までは夜になると、病巣から激しい痛みを感じ、なかなか眠れませんでしたが、しかし、姉の家に着いた最初の夜、私はなんとぐっすりと眠りにつきました。しかし、私は依然として悟らず、肝臓の薬や制がん剤などを飲み続け、薬の副作用で嘔吐したり下痢したりして、ご飯も食べられなくなりました。その後、服用した制がん剤は、なんと胃がんの薬だと分かりました。そして、内モンゴルの「神医」のところは年内全部予約で埋まっていて、全く予約が取れない状況だと分かりました。

 この時、ある同修がやって来ました。「これは天意です。あなたに大法を学ばせようとしているのではありませんか? 大法を習ったらどうですか! 誠心誠意に修煉して、大法弟子になれば、師父はきっとあなたの体を浄化してくださり、病気もきっと良くなりますよ」と言われました。姉も説得してくれました。こうして、私はようやく修煉の意志を固め、真の大法弟子になろうと決意しました。

 体が非常に衰弱しているため、私は数分間座るだけで病巣が激しく痛みました。歯を食いしばって頑張りました。姉は「これは業を消去しているのです」と教えてくれました。法を習うことによって、私は病気の本当の起因が分かり、業力を消去して体を浄化してから、初めて健康保持と病気治療ができるようになり、初めて修煉者となれて、初めて大法修煉が可能となることが分かりました。

 煉功をした時、両足が震えるほど痛く、体が揺れていましたが最後まで我慢しました。煉功が終われば、私は痛くてベッドに倒れて動けなくなりました。しかし、心の中では、「私は精進して着実に修めたい、師父の法を正す進展について行きたい、真に修める弟子になりたい」と言う強い信念がありました。

 数日後、体がずいぶん良くなり、痛みも和らぎ、ご飯も少し食べられるようになりました。毎日法を習い、煉功をする時間をさらに長くしました。同修は私と交流し、修煉で体得したことや修煉中の注意事項などを話してくれました。同修の慈悲なる助けに感謝します。同修と姉は私の向上に大きく寄与しました。私自身も日に日に心性が高まっているように感じました。

 大法は私に新たな命をくださいました。私は慈悲で偉大な師父である李洪志先生をさらに深く信じるようになりました。もっと早く心性を高め、大法に同化していきたいと願っています。

 (注・本文は2017年9月に完成したもので、作者は当時、法輪功を修煉してわずか1カ月目のことです)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/7/3/370547.html)
 
関連文章