法輪功学習者・陳海霞さんに懲役7年の不当判決
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 【明慧日本2018年7月19日】広東省湛江(たんこう)市の法輪功学習者・陳海霞さんは最近、赤坎(せきかん)区裁判所に懲役7年の不当判決を宣告された。

 陳さんは2017年9月、地元の雷州市場で人々に法輪功の無実を伝えた時、警官に身柄を拘束され、数日後に解放された。しかし、警官らは陳さんを尾行して陳さん宅に侵入し、法輪功の関連資料や数千元を押収した。陳さんは再び市の更生保護施設まで連行された。陳さんは血圧が高いため、数回ショック状態に陥り、応急手当を受けた。

 2018年4月16日、赤坎区裁判所は陳さんに対し開廷した。弁護士は陳さんに対して無罪の弁護をし、傍聴の警官までも賛同した。裁判官も陳さんが拘禁された期間の医療証明書を探し出し、体調不良で拘禁には相応しくないという理由で、家族の申し立てに同意した。

 しかし、先週、同裁判所はいきなり判決結果が出たので、家族に裁判所へ来るようにと知らせてきた。裁判官の態度が急変し、懲役7年の判決を宣告された。青天の霹靂(せいてんのへきれき・思い掛けず起こる突発的事変。 突然の大事件)を聞いた陳さんの母親は泣き崩れて、ショック状態に陥った。家族が裁判官に理由を尋ねたところ「おまえらに説明する必要はない」と拒否された。

 家族は再び弁護士を雇い、控訴することを依頼した。弁護士は更生保護施設で陳さんと面会できたが、陳さんは断食で迫害に抗議していて、すでに10日目になったとのことだった。その期間、灌食され、強制的に薬物を点滴されたため、血圧が非常に高い状態になっている。家族は陳さんの安否を心配している。

 一方、裁判官の態度の激変は市の政治法律委員会、もしくは区の政治法律委員会の圧力を受けたからと考えられる。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/6/28/370348.html)
 
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