多くのブルガリア市民が真善忍美術展を訪れる
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開幕式を行っている間、地元の年配の女性2人が驚いたのは、これらの作品の創作者の名前が、注釈の中で曖昧にしか書かれていないことだった。2人は、一流のアーティストなのに、謙虚な態度をとっているとは思わなかった。その後、『パパに会いたい、パパはどこにいるの』という作品(絵に描かれているのは、子供を連れている女性とお父さんの写真を持っている子供。子供のお父さんは、法輪功学習者だったことで拘束され、行方不明のままである)を観ました。「私達は、テレビでドキュメンタリー映画を観ていたので、法輪功のことや迫害されていることもよく知っている」と言った。
よく海外旅行をしている年配の有識者の夫婦がいて、芸術に対してとても興味を持っている。余暇のあるときによくやることは、芸術展を観賞することだという。彼らは各作品のストリーを非常に興味深く静聴し、作品ごとに注意深く観賞した。『蓮花と蝋燭』の絵を見る際に、男性が酷刑を受けている法輪功学習者の頭部の光の輪に気づいた。彼らは現地の法輪功学習者の説明やキリスト教と仏教の関係、キリスト教も人を善に導いていることなどの説明を、興味深く聞いた。彼らは、絵に描かれたた「卍符」にも興味を示し、中国共産党が法輪功を迫害する事実を理解し、中国共産主義のあまりにも酷すぎる犯罪行為を批判した。また一方で、人の道徳価値観を高めている人達がいることを知り、とても喜んだ。しかし現代の若者たちが道徳観を重視し、尊重する人が少ないことに危惧の念を抱いている。
またある若者がかなりの時間をかけて、すべての作品を見て、すべての注釈も読んだ。さらに芸術作品の目次を真剣に読み終わって、目次を閉じた後、目には涙があふれていた。ここを離れる際に、自分の思いを語る事は無かったが、法輪功のチラシを1枚手に取って静かに感謝していた。
ある妊婦さんが美術展を観賞した翌日に、友人の家族らを連れて再び訪れた。ご両親と一緒に観賞に来ていた女の子は、これらの作品を手で触りたいと訴え、さらに伝言のメモに絵を描いた。娘の反応にご両親は驚いた様子であった。