顕示心がもたらした魔難からの教訓
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2018年8月27日】ここ数年、いくつかの事がらが連続的に起こりました。よく考えてみると、自分の念が正しくないため、邪悪を招き、自分の修煉に人為的に魔難をもたらしたのです。

 ある日、車を降りる時、突然両膝を地面についてしまいました。その時、両膝が痛かったのですが、大丈夫だと思い、すぐ立ち上がり、ほぼ正常に歩行できました。しかしその後、両膝関節が激しく痛み出し、座禅の時も足を組むことができず、歩くと痛みがさらに強くなりました。当時、私は内に向けて探しましたが、心性の問題がどこにあるのか見つからず、もしかして、三つのことをしっかりしていなかったのかもしれないと思いました。

 しばらくして、私は学法グループでこの2力月間の膝の痛みを皆に話しました。ある同修は「言ってはいけないことを言ったのですか? やってはいけないことをやってしまったのですか?」と聞きました。考えているうちに、突然次のことを思い出しました。学法グループでは毎回、皆は座禅をして『轉法輪』を読むのですが、30分過ぎると、皆は足の痛みで足をくずしてしまいます。しかし、私の足は痛くならず、心の中で「あなた達は痛いでしょうが、私は痛くない」と思いました。これは大きな執着心です。当時、私は気付かず、後で気づくことができ、その後、座禅する時も両膝は痛くなくなり、歩く時の痛みもなくなりました。

 私の職業は医者です。毎日多くの患者さんがめまいの症状で外来診察室にやって来ます。ある日、私は無意識的に「あなた達は皆めまいに苦しめられていて、ほら、見て、私は元気ですよ」と一言自慢しました。その結果、翌日私はとてもひどいめまいに襲われ、頻繁に嘔吐し、目も開けられない状態でした。19年間の修煉の中で、私は身体の調子が悪くて仕事を休んだことはありませんでした。この日は夜の勤務でしたが、仕事を休みました。苦しんでいる時、私は昨日自分の良くない一言のせいで魔難をもたらしたと悟り、後悔しました。また、大法に泥を塗り、イメージを損なったと思い、涙ぐみながら心の中で師父にお詫びを申し上げました。その後、めまいの症状がなくなりました。

 ある日、人々に真相を伝えていた時、私は「うちの病院では多くの医者が患者に訴えられましたが、私には何事もありませんでした」と言いました。この話をした後、数日も経たないうちに、患者に面倒な事を引き起こされました。その後、自分の執着心をみつけ、悟ることができ、すぐトラブルが消えました。

 2015年、自分の執着心により、邪悪に隙に乗じられ、拘束されましたが、何も取り調べられず、帰宅しました。ある日、家で『轉法輪』を書き写しながら、「ほら、見て、やはり私は何も取り調べられず、帰宅した」と思いながら、自己顕示しました。すると、その瞬間、6、7人の警官がやって来て、ドアを叩きながら、大声で「居るのか? それとも仕事に行ったのか?」と怒鳴りました。その時、自分の顕示心のせいだと悟り、全身に冷や汗が出ました。その後、私はすぐ正念を発し、わずか10分ほどで、警官は去って行きました。

 警官が去った後、私は注意深く考えてみました。こんなに長年修めても、なぜまだ法理がはっきり分からず、自分の功績ばかりを鼻にかけておごり高ぶり、無意識的に自分を顕示したのでしょうか? 私たちは困難の中で20年歩んで来ました。全ては師父がしてくださったのであり、師父のご加護がなければ、また同修の協力がなければ、私たちは何をすることができ、自分に何か自慢するものがあるのでしょうか?!

 教訓は痛ましく、今日、この教訓を述べ、私と同じような状況にある同修はこれをもって戒めとし、回り道をしないよう、時々刻々法をもって師とし、自分の心より魔が生じないよう、師父に按排された道をしっかり歩んで行きます。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/6/16/369886.html)
 
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