米国シアトルの学習者 サマーフェスタに参加
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 明慧日本2018年9月8日】米国のシアトルの法輪功学習者は2018年8月4日・5日の両日、主催者の招きを受け「サマー・フェスティバル」に参加した。法輪功迫害の資料展示やパレードの活動を通して、地元の人々に法輪功の素晴らしさを届けた。

 サマー・フェスティバルとは、各コミュニティが一堂に集まり、その活動内容はパレード、芸術、音楽、展示会など、各方面での自由な生活を享受し、祝賀する祭りである。シアトルの北西部にあるマグノリア地区は、富裕な層が住むコミュニティで、自然の景色は美しく、ここではピュージェット湾の鮮やかなブルーの海が見えるだけでなく、シアトル市の全貌が見わたせ、住民の他にも多くの観光客の訪れる場所でもある。

图1:法轮功学员参加西雅图玉兰区夏日庆典的游行活动
米国シアトル・マグノリア地区で行われたパレード

 パレードに参加した法輪功学習者の隊列は、フロート車と腰鼓隊で構成され、隊列が通りかかると、沿道の観衆からは拍手喝采がわき起こり、多くの観衆は法輪功への迫害の真相資料を受け取った。2人の60〜70歳代の女性は、法輪功はパレードの中で最も素晴らしい団体だという。「あなた達の団体のすべてが好きです!」と話し、子供たちの煉功動作の実演を見て、「これは世界で最も素晴らしいフロート車だ!」と称賛した。

 隊列がメインステージの前を通ると、司会者からは、「法輪大法は法輪功とも呼ばれ、『真・善・忍』を核心とする性命双修の功法です。世界の70以上の国で1億人以上が修煉しています。フロート車の上に伝統の衣装を着た法輪功学習者が、功法を演じています。フロート車に続いているのは腰鼓隊で、中国人は、おめでたいお正月や豊作を祝う時に、よく腰鼓を打ち鳴らします」と紹介した。

图2:法轮功学员在西雅图玉兰区的夏日庆典上设置展位介绍功法
法輪功の展示テントには、絶えず人々が訪れている

 パレードのほかに繁華街でテントを設けた。法輪功の迫害の真相資料の展示は、人々に歓迎され、テントを訪れては興味を持って質問をし、署名をしては迫害の制止活動に声援を送った。

 30歳代の女性は、煉功について尋ねた。彼女は、「主人と坐禅をしたくて、探していたところでした。ちょうど今日、法輪功と出会ったので、帰ってから詳しく勉強してみたい」と話した。

 ある白人女性は、法輪功が中国で迫害を受けている真相を知ると、毅然とした態度で生体臓器強奪を制止する署名をした。彼女は「私は基本的には署名はしませんが、今日はいつもと違って、必ず署名しなければならないと 思いました」と話した。

 マット・ダブリン氏は、ワシントン州議会議員第36区選挙区の候補者で弁護士である。選挙の最中に法輪功のテントを訪れ、迫害の真相について尋ねた。彼は「もし私が当選した場合、あなた達のために、出来るだけの事をします」と話し、署名をした。

 看護師で金髪の女性は、法輪功を紹介する資料を受け取って、坐禅が大好きな息子に渡した。彼女はボランティア活動をしているという。

 彼女は以前から法輪功が、中国で迫害を受けていることを聞いたことがあるという。学習者は中国共産党による法輪功学習者から臓器強奪をしている小冊子を差し出した。彼女はそれを見て、「アメリカでは臓器移植を受けるのに数年待たなければならず、移植された臓器は無償で費用を払う必要がありません。しかし中国では、一つの臓器でこんなに膨大な費用を払うなんて、とても常識では考えられません」と話した。

 彼女はさらに、自分は看護士の仕事をしており、一つの臓器を移植後、その人にどんなことが起きるのかよく知っているという。学習者は彼女に、「中国共産党は法輪功学習者を強制収容し、そして信仰や煉功に対して、強制的に放棄させようとしています。もし放棄しなければ血液と臓器を検査され、臓器移植の供給源とされてしまいます」と説明した。すると彼女は、共産党と聞くだけですぐ理解したようで、「中国政府はこれらのことを正当化し、彼らは従来からこのようにしてきました。彼らの話を受け入れなければ、あなたはそこで終わり、生きる道が断たれ、死ぬしかありません。私はすべてを知っています」と話した。彼女はすべての資料を手に取り、帰って詳しく読んでみたいという。

 シアトル市に住む年配者の女性は、中国共産党の臓器強奪の真相について真剣に聞いて、そのいきさつを知りたくて、時おり質問した。彼女は「生体からの臓器を強奪することは、私の良心がほんとうに受け入れられません」と話した。

 小学生の女の子2人は美しい蓮の花を見て、法輪功のテントを目がけて走って来た。彼女達は臓器を強奪されている資料を見て、「これは何?」と聞いた。学習者は「これは中国で善良な人が迫害され、その人達の臓器を奪い取っているのよ。そして、独裁国家の中国は人々に自由を与えない国であり、善良な彼らは信仰の自由を求めているの」と説明した。2人は驚いた様子で、世界のすべての国々がアメリカのように自由ではないと知り、「私達は自分の国を大切にするわ」と話した。

 活動に参加した企業の経営者は真相を聞いたあと、学習者に「暴政に対して、私達は弛(たゆ)むことなく制止していかなければならない。そして、法輪功迫害の真相を公に暴露していくことです!」と話した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/8/7/372177.html)
 
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