文/中国の大法弟子
【明慧日本2018年11月22日】私は大法を修煉してからもう20年になります。法理の中から、すべての人心は情から生じたものだということが分かりました。しかし、私は色欲心が特に強く、この原因で旧勢力に迫害され、過ちを犯した教訓があります。
そのため、私はほとんどの男性と接触しないようにし、もちろん、男性の同修も含めています。なぜかというと、男性と接する中で、もしけじめを付けなくなったら、また魔に利用されて互いに傷つけ合うことを恐れています。本当に辛かったのです。夢の中に色欲に関する試練がよくありましたが、大体失敗し、自分に嫌気が差しました。後悔するだけでは何もならいことがわかっていますが、自分に意気地がないのが悔しいのです。たまに、頭の中に思い乱れた汚い考えが浮かんでくると、体にもすぐに反応があり、その念を抑制することが難しいのです。
ある日発正念のとき、師父が教化(人を教え、よい影響を与えて善に導くこと)してくださったことによって、私は突然悟りました。つまり、常人として百年千年来、骨の髄までしみ込むように形成された人間の観念を変えなければ、この頑な観念は旧勢力の黒い手と卑しい鬼にコントロールされ、強化されてしまいます。そして、私の考えを操ってしまいます。師父は「実は物質と精神は同一のものです」[1] と説かれました。なので、私は色欲の腐敗物に妨害されつつ、甚だしいときには、自分が信じられなくなることがしばしばありました。
法理が少し分かるようになると、私は絶えず発正念をしました。そして、師父に私の観念を変えてくださるようにお願いしました。私は「この後天的に形成された観念と人間の体内での様々な生理的な反応を取り除きます。自分の体の各部位は大法のために存在し、私の修煉につれ、これらの生命も大法に同化すると同時に高級な生命になり、三界内の物質から構成された生命ではなくなり、三界内の理に制約されないはずです。そして徹底的に旧勢力の黒い手と卑しい鬼、共産邪霊を取り除きます」と強く念じました。
師父は「観念転ず、腐敗物は滅し、光明が顕れる」[2] と説かれているように、瞬(またた)く間に「真・善・忍」の三文字が頭の中に浮かんできて、頭の中が「空」の状態になりスッキリしました。その時、師父は私の空間場の色欲の物質を徹底的に根絶され、私を一瞬にして正されたことが分かりました。その殊勝な瞬間は言葉で表すことができません。
その日、私は個人的な次元ですが「修は己にありて、功は師にあり」[1] を本当に体得しました。師父のこれらのご恩に深く感謝いたします。
僅かな体得ですが、妥当でないところがあれば、同修の慈悲なる指摘をお願いします。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
[2] 李洪志師父の詩:『洪吟』「新しく生ず」