山東沂水県の馬勝才さんと蔡紅花さん夫妻に不当判決
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 【明慧日本2018年11月29日】山東省沂水県竜家圏鎮柴山村の法輪功学習者・馬勝才さん(63歳男性)と妻の蔡紅花さん(64歳女性)は、2018年5月7日に、沂水県裁判所でそれぞれ懲役3年と懲役1年6カ月の実刑を宣告され、さらに、それぞれに罰金1万元が科された。

 2017年7月20日の午後、沂水県公安局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の副大隊長・申文鋒は、竜家圏鎮派出所所長の徐淑棟と警官・魏国富、英有良らの警官7人と一緒に、馬さんの中庭の壁を乗り越え、家に押し入った。その時、妻の蔡さんは中庭でちょうど入浴をしていた。

 彼らは家族の忠告を無視し、強制的に家宅捜索を行い、馬さんと蔡さんを不当に連行した。

 馬さんは刑事拘留され、1カ月後の8月23日に、逮捕状が出された。一方、蔡さんは15日間の身体拘束となった。

 約1年後の2018年5月7日、沂水県検察庁と沂水県裁判所は、身内からの傍聴の希望を何度も拒否した状況下で、開廷をしたが、わずか20分で休廷した。

 数日後、馬さん、蔡さん夫妻は密かに判決が下された。馬さんは懲役3年の判決を宣告され、済南市刑務所に移送され、蔡さんは懲役1年5カ月の判決を宣告された。

 馬さんは真・善・忍に基づいて良い人になることは間違っていないと信じ、判決を不服とし控訴した。しかし、臨沂市中等裁判所は2018年8月13日に控訴を却下し、現判決を維持するものとした。

 蔡さんは2018年5月17日9時頃、竜家圏鎮派出所に連行されたが、身体検査の結果が不合格だったため、留置場は収容することを拒否した。そのため、蔡さんは当日の午後5時に家に帰された。しかし、4カ月後の2018年9月17日午前7時、竜家圏鎮の英有良をはじめとする警官らは、また蔡さんを連行して、強行に臨沂河東留置場に移送した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/10/20/376014.html)
 
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