瀋陽の74歳の高運霞さん 不当な法廷での審問
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 【明慧日本2019年6月22日】遼寧省瀋陽新民市の高運霞さん(74歳女性)は、2019年5月24日、高血圧および、多発性脳梗塞を患っているために娘婿に背負われて、新民市裁判所に出頭した。そして、裁判は午前9時に開廷した。

 2018年1月11日、瀋陽新民市胡台鎮に在住する法輪功学習者・高運霞さんは真相資料を配った際に、新民市胡台鎮派出所の警官らによってその場から、連行された。その後、警官らは高さんの自宅に押し入り、不当に家宅捜索を行ない、高さんの夫や息子、娘までも派出所に連行し、息子と娘を殴打した。

 翌朝、高さんの夫、息子、娘は解放されたが、高さん本人は瀋陽市留置場に移送された。健康状態を検査した結果、高さんの血圧が高かったため、留置場は入所を断った。結局、高さんは胡台鎮派出所から2000元の保釈金を強要され、やっと家に帰された。

 2019年1月23日の午前、胡台鎮派出所の警官・張瀚文は2000元の保釈金を返却すると言って、高さんの家を訪ねたが、高さんを騙して新民市検察庁の人員に記録を取らせ、高さんを罪に陥れようと企んだ。

 4月8日、新民市裁判所の李中華は高さんの家にやって来て、新民市検察庁が高さんを罪に陥れた、いわゆる起訴状を手渡し、開廷する準備をしていると告げた。

 2019年5月24日、新民市裁判所は高さんに対して不当に法廷での審問を行なった。高血圧と多発性脳梗塞を患っている高さんは、娘婿に背負われて裁判所に出頭し、午前9時に、法廷が開廷された。法廷での審問の終了後、その場で判決を言い渡さず、新民市政治法律委員会の指示を待ってからでなければ、ならないと言った。

 法輪功は佛家の高いレベルの修煉法で、修煉者に「真・善・忍」に基づいて自らを修め、道徳水準を高め、さらに良い人になるように要求している。このような社会に福と益を与える高尚な大法が、中国共産党から理不尽な弾圧を受けていることは、すべての理性のある人には理解できないことである。

 人間がどんな事を行なっても、神はそれを見逃されることはない。冤罪を作り、法輪功をひどく迫害する者は、必ず悪報に報うことだろう。周永康、薄煕来、徐才厚、李東生、王珉、蘇宏章などの失脚した高官は、表面上では汚職などの罪名で罰せられていても、実は、彼らがみな法輪功を迫害する火付け役だったからである。

 新民市の警察、検察、裁判所、政治法律委員会、安定維持610弁公室の人員らに告ぐが、中国共産党の江沢民集団に追随して、善良な人を迫害することを直ちにやめ、そして、自分や家族にも未来がやって来るようにしてほしいと、心から願っている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/5/30/388045.html)
 
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