ばっさりと半分切断した親指が伸びてきた
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2019年6月27日】私は76歳の農家の主婦です。1999年から大法修煉を始め、心身共に大いに受益しました。

 2001年の旧正月前、子供達がみな帰省(きせい)して来たため、大晦日の夜、家族で食卓を囲んで鍋料理を囲もうと思い、食材を全部用意しました。息子が「お母さん、もう少しヒレ肉があればもっといいよ」と追加するよう注文しました。

 当時、家には冷蔵庫がなく、肉は下屋の壁に吊り下げていて、私は急いで下屋に行き、肉を切って来ようとしました。私は片手で肉を抑えて、包丁で力いっぱい肉を切り落としました。ところが、予想もしなかったことに、自分の親指をばっさりと半分、切断してしまいました。その時、私は誰にも言わず、静かに自分の部屋に戻り、出血がひどかった指に雲南白薬(漢方の止血薬)を塗り、白い布を指に巻きつけ、傷口を抑えましたが、痛みはそれほど感じませんでした。

 部屋に戻った時、息子の嫁に「お母さん、この手をどうしましたか?」と聞かれましたが、「肉を切った時、指を切ってしまった」と答えただけで、誰も親指を半分切断したことに気付きませんでした。夫が下屋で切り落とされた指を見つけてきて、子供たちはやっと大変なことが起きたと知り、慌てて電話をかけ、タクシーを呼んで私を病院に連れて行こうとしました。私は「病院には行かないよ、村の保健室で手当てをすればいい」と病院に行くのを断りました。

 村の保険室に行くと、夫は「指をくっけると元に戻りますか?」と聞きましたが、医者に「ここでは無理です。病院に行って手術を受けなければなりません」と言われ、私は「病院には行きません。抗生物質をすこしもらって、手当てをしてくれればいいですから」と言いました。結局、私はそのまま家に戻り、薬も飲まず、注射もせず、ずっと包帯を巻いたままで過ごしました。

 ある日、オンドルに座ってご飯を食べていた時、6歳の孫娘が、私が体を支えていたこの手の指の上に座り、孫娘の体重で指の肉が押し出されてしまいました。私は包帯を取って指に少し薬を塗り、また包帯を巻き直し、それからずっと巻いたままにしていました。

 秋が過ぎた頃のある日、包帯を取って指を見ると、指がなんと伸びていました。当時、指を切り落とした時に、「自分がしっかり修めておらず、子供に対する情が重すぎたため、このような結果になった」と悟りました。それを見て取られた、慈悲なる師父は私のこの指を伸ばして下さいました。大法修煉をしていなければ、こんなにも素晴らしい不思議な出来事がありました。普通なら、こんな事が起こり得るでしょうか?!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/6/3/388212.html)
 
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