文/北京の大法弟子
【明慧日本2019年9月29日】今年で私は82歳になり、1994年から修煉の道に入った古い弟子です。私は師父の4期の講習会に参加しました。今現在、私はすでに25年間、修煉しています。
毎度、当時の講習会に参加したことを思い出す時、当時の場面がはっきりと目に浮かび、幸せな気持ちが溢れてきます。師父は、「直接わたしの説法を聞き、功法伝授を受けられる人は、本当に……今のこの時間が最も喜ばしい時だったと、将来きっと分かることでしょう。もちろんわれわれは縁を重んじます。皆さんがここに坐っていることは、すべて縁によるものです」[1]と説かれました。私は1994年6月から12月まで師父の講習会に4回参加できたことは、それは私の生涯の中で最も大事で喜ばしい時期でした。
一、師父の鄭州市での講習会
鄭州市(ていしゅうし)の講習会は1994年6月11日から6月18日まで開かれました。これは私が初めて参加した講習会であり、とても嬉しかった日々です。1994年6月10日、私は数人の同修と一緒に鄭州市の駅に着くと、講習会の係員がすでに駅で待っていて、私たちに宿泊所の手配もしてくれていました。講習会は古い体育館で行なわれました。
古い体育館はちょっと簡粗な造りでしたが、皆が係員の案内にしっかり従い、場内の床や周辺の台にまで人で埋め尽くされ、いっぱいでした。
万雷の拍手の中を背が高く、白いワイシャツ姿の師父が演壇に向かって上がられました。師父は穏やかな表情で慈悲にあふれ、ニコニコされており、原稿なしで講義をされました。
講義の3日目の午後は天気も良くて、私は体育館の真ん中の床に座り、他の皆も静かに師父の講義を聞いていました。師父が1時間ぐらい講義をされていた時、突然急に暴風が酷く吹いて、卵の大きさの雹が体育館の屋上に降ってきて、屋上の屋根を破壊してしまいました。風や雹が窓からも体育館内に降り込んできて、停電になってしまい、すべてのライトが消えて暗くなりました。しかし、皆は落ち着いて座ったままでした。ただ、窓側の人が少し中心部に移動したり、内部にいた人が少し教壇側の周りに座り直したりしました。
師父は講義を止められて、机の上に座られました。そして、皆を見渡されて一通りの大手印を打たれた後、机の上に置かれたミネラルウォーターの瓶を取って蓋を開け、少しずつ中に何かを入れられると、また蓋を閉めて、ゴミ箱に捨てられました。すると数分後には嵐がおさまり、ライトも再び点灯し、体育館内は明るくなり、拍手がまるで雷が鳴るかのように起こりました。師父は「これが背景にありますが、実は私は手で掴みたくないので、瓶に入れました」とおっしゃいました。皆は自らの目で、師父が魔を取り除かれたのを見ました。師父は「一千年かそこら修練したとしても、小指の先の一ひねりにも耐えられません」[1]と説かれています。
講義が終わって帰る時、道路にはまだ先ほどの雹で折れた木々が散乱していました。天目の見えるある同修は「その魔が瓶の中で動いている」と言いました。私たちの後ろにいた女性は自分の子供に「前のお年寄りの歩き方は、まるで若者と一緒で元気ですね」と言っていました。確かに、師父は私たちの体を浄化してくださり、私たちのすべての病気が消えていました。その後、他の学習者の話によると、鄭州市の市長と奥さんもその講習会に参加していたそうです。
二、済南市の第二期の講習会
鄭州市の講習会が終了した後、私は数人の同修と一緒に汽車に乗って、師父の済南市の第二期の講習会に参加しに行きました。私たちは師父と同じ汽車でしたが異なる車両でしたが、同じ汽車で一緒に済南へ行った学習者がたくさんいました。皆が互いに助け合いました。今でも、その嬉しかったことや幸せだったことが頭に浮かんできます。
済南の講習会は6月21日から6月28日まで行なわれました。場所は皇亭体育館で、およそ4千人ぐらいの人が参加して、体育館の観客席と真ん中の床には人で溢れていっぱいでした。
師父の慈悲は各方面で現れました。講習会の期間での学習者の宿泊費用を減らすために、10日間の授業を8日間に縮められました。時には1日に2回の講義があったり、その時には安価な食事を按排してくださいました。饅頭、お粥、漬物など、皆が美味しく食べました。
済南の6月はとても暑くて、授業の途中で扇子で絶えず扇いでいる学習者がいました。師父は「扇子を置いてもらえませんか」とおっしゃいました。皆が扇子を置くと、涼風が吹いてきました。師父は講義中に、一切水も飲まれていないし、扇子も使っておられませんでした。
講習会が終了すると、学習者は師父と一緒に記念写真を撮りたいとお願いしました。師父は自ら按排されて、一組一組、皆と一緒に写真に入ってくださいました。師父は本当に優しい方です。
講義中、師父は皆の体を浄化され、法輪を植えつけてくださいました。体を浄化する際に、学習者本人以外の家族にも、病気を除去することがおできになります。私は鄭州市の講習会で浄化していただいたので、今回は、私の妻の病気を除去してもらえるようにと思いました。
講義中のある晩、私は宿泊所に戻ってベッドの上に座ると突然ドアの所に、三つ、四つの花のような輪の形のものが回転していて、特に青い色の中の緑色の方が回転の速度が非常に速かったのです。隣に直径が親指ぐらいの棒が光っていました。当時はそれが何であるか分かりませんでしたが、後に師父の講義のビデオを見た時、それは法輪であることが分かりました。
その後、私は1994年8月20日から8月27までの延吉の講習会と、1994年12月21日から12月29日までの広州の第五期講習会にも参加しました。
4回の師父の講習会を通して、私の人生観が徹底的に変わりました。私は師父がおっしゃった真・善・忍に従って自分に要求し、できる限り「無私無我」[2] の状態になれるように、絶えず執着心を放下し、世の人々に対して慈悲であり、何かあったら内に向けて探し、常に他人のことを優先に考えています。
25年間、師父の教えの元で、師父の見守りの元で、私は着実に修煉し、しっかり三つのことを行ない、本日まで歩んできました。
本当に師父に感謝いたします!
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
[2] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「佛性に漏れなし」