旧勢力に注ぎ込まれたロジックを取り除こう
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子 

  【明慧日本2019年10月15日】私は今までしっかり修めてこなかったので、これから、しっかりと修めて行こうと思い、以下に書き出して皆さんと分かち合いたいと思います。

 旧勢力は大法弟子に幾つかの思考ロジックを注ぎ込み、それを持って私たちの修煉を妨害します。その目的は私たちにそれが正しいものだと認めさせ、それを理由に私達を迫害しようとするのです。それは許せないことです。もし修煉者が、このような考え方に左右され、間違った基点に立ってしまえば、ひどい結果をもたらしてしまいます。ですから、旧勢力に注ぎ込まれたロジックを取り除き、自分の基点を正しくしなければなりません。

 修煉者として、決してこのような考え方を持ってはいけません。例えば、自分が大法弟子であることを証明したい、自分が後世において常人に誤解されることを恐れ、俗世間ににおいて何かを失い常人から大法弟子として認められないことを恐れ……このような考え方は必ず根絶しなければなりません。師父がおられ、法もあって、何を心配するのでしょうか? 大法弟子の円満は常人に認めてもらう必要があるのでしょうか? 自分が大法弟子であるかどうかを常人に証明する必要があるのでしょうか? 常人に証明されなければ師について円満成就ができないのでしょうか? このようなロジックはすべて間違いです。それは旧勢力の迫害の口実となります。

 具体的に言えば「私が迫害された記録は、将来名誉回復の証拠になる、大法弟子である根拠となる」、「私の銀行口座は中国共産党によって止められた、年金も止められた……これらは大法弟子であることの証拠だ」、「共産党のブラック・リストに載せられた。これも大法弟子であることの証拠だ」、「迫害されることは、自分の威徳だ……」、実は、これらの考え方はまさしく旧勢力の迫害を認めてしまうことです。師父は迫害されている弟子を見て、心の中でどれだけ辛く感じておられるでしょうか?

 法が世間を正す時、常人に崇拝されるのを期待している学習者がいます。それは名の為なのです。法が世間を正す時、自分の財産がどうなるかを心配する学習者もいます。それは利の為なのです。これらの学習者は迫害に耐えてきましたが、名利心を真に放下していません。これで円満成就できるのでしょうか? 

 師父は「一部の人が練功する時、心が正しくないので、それの考え方にかなってしまい、するとそれが教えにやってきます。『一正が百邪を圧する』と言うように、求めさえしなければ、誰もあなたを動かすことができません。邪念を起こして、良くないものを追求すれば、それが助けに来て、あなたの修煉が魔道に入り込んでしまうという問題が起きます」 [1]と説かれました。今、この問題はすでに目の前に突き出されました。自分は一体何をやろうとして、どのように成就しようとするのかを考えなければなりません。

 これらのことが分かった時、私は「旧勢力の按排を徹底的に否定しよう。いままで、旧勢力が按排した岐路を歩んできたとしても、それは修煉の道での失敗に過ぎません。これから、師父が按排してくだった道をしっかり歩もう。それらの失敗はこれからの修煉を妨げることにはなりません」と自分に言い聞かせました。

 不適切な所があれば、同修達からのご叱正をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/9/10/392656.html)
 
関連文章