【明慧日本2019年10月30日】(台湾=明慧記者・李慧容)中国共産党の関連組織から3億4000万人の中国人が脱退したことに、アジア各国の政界から、この精神的な目覚め運動に声援が送られている。台湾立法委員会議員・王定宇氏はこの機会を大切にして、世界の三退の大潮流に加わるよう中国人に呼びかけた。
アジア政界から脱党の大潮流に声援を送られる
台湾立法委員会議員・王定宇氏によると、人権に対する中国共産党の迫害は、1999年から法輪功に対する残酷な迫害に始まり、新疆(ウイグル)、チベット、香港まで続いているという。王氏は「中国共産党にとって人命は価値のないものです。我々はすでに目にしましたが、彼らはコントロールの手段を用いて、自国民を管理しています。しかし人の天性は自由を望んでおり、生命の価値を尊重しています。共産党は生命を傷つけ、臓器強奪までして異なる考えを持つ人々を迫害しており、このことは政権の邪悪な本質を暴露しました。中国共産党の邪悪さは天理に違反しており、彼らの存在はさほど長くないと思います」と語った。
王氏は「中国共産党からの脱退運動は、人権に対する重視を示し、独裁集権に対する反抗と言えます」、「共産党は独裁政権で、彼らにとって最も重要なことは人の思想をコントロールすることで、共産党から離脱することを絶対に許しません。しかし中国において3億4000万が三退に応じたことは、彼らのコントロールが失敗したということです」、「脱党運動はますます大規模になると予測しています。民主国家は中国と商売をするために、見て見ぬふりをしてはならず、世界はこの大潮流を無視できない時に来ています」と語った。
王氏によれば、目下、全世界で共産化を排除する強い潮流が見られるという。特に東ヨーロッパにおいては、一晩でポーランド、ルーマニア、チェコスロバキア共和国などの共産国家が激変し、旧ソ連が瓦解した当時は中国共産党も覚悟したはずであるが、政権を維持するため独裁の本質は変わらなかった。ソ連の瓦解が世人に告げたのは、秘密警察や壁があり、新式の武器があっても、人民が自由を求め、信仰に対する追求や渇望を阻むことはできないと分析した。
台湾立法委員会議員・立俊俋氏は「中国国内での脱党する人々はますます多くなり、共産党の圧力下でも、この現象はますます明らかになっています。中国共産党は非常に大きな挑戦に直面しており、それは基本的な人間性に対する挑戦です。人々は生きている以上、本来の基本的な人権と人道を有すべきです」と話す。
日本維新の会の東京顧問・中津川博郷氏は、「中国共産党がどんなに自己を讃え、素晴らしい社会だと言っても、あるいは多くの法規を作り人々をコントロールしても、これらは意味のないあがきです。中国共産党は棺を準備する時にきています」と述べた。
東京都江戸川区議会議員・中津川将照氏は、「三退の人数は顕著に増加しており、全世界は最終的には中国共産党の非人道と脅威を認識するでしょう。真実の情報は共産党に封鎖されていますが、その封鎖体制はもうすぐ崩壊します。これは民主国家の影響に緊密に関連しています。共産党の脅威を粉砕し、民主的な新たな中国を作るために、全世界の脱党センターを通して、皆さんが一緒に努力されることを希望します」と述べた。
日本柏崎市の元議員・三井田孝欧氏は、「今の中国共産党の全世界での動きを見て、暴政の共産党に対して反感を持つ日本人は増えています。日本人は中国人に反感をもっているのではなく、共産党に反感をもっています。中国共産党が崩壊すれば、中華民族の文化が復興し、国民は幸福になります。私は信じていますが、目下、多くの中国人は共産党の不正を認識しており、その組織から脱退すれば、世界は平和になります。私は脱党運動を支持します」と述べた。
日本の『月刊hanada』編集長・花田紀凱氏は、「この(三退)活動を堅持していけば、多くの人に真相を知ってもらうことができ、これ以外の選択肢はないのです。日本人はこの脱党活動を支持すべきです」と話した。
台湾立法議会 法輪功の勇気を称賛
王定宇議員はさらに、法輪功は長期にわたり中国共産党の人道に反する迫害を受けながらも、人類の最大の勇気と信仰の価値の追求していると言い、「法輪功学習者は各地で自分の勇気を現しています。彼らは世界各国の為政者に法輪功が受けている迫害の真相を伝え、スペインではジェノサイドの罪で江沢民の告訴に成功しています」と話す。王氏は、これらの行動は一つ一つレンガを積み上げるように、最終的には人類を救う偉大なる事業を成し遂げるとともに、3億4000万人の勇敢な三退は、共産化を排除する第二波になるだろうという。
王氏はアメリカのロサンゼルスを訪れた際、空港で法輪功学習者が列になり、法輪功の資料を配り真相を伝えているのを見た。なぜ中国以外の全世界に法輪功学習者が多くいるのか、それは人間の基本的人権を渇望し、宗教信仰の自由を追求しているからである。近年来トランプ米国大統領は宗教の自由の旗を高らかに掲げており、ワシントンで宗教自由会議を開催し、台湾を含めて信教が自由な国々を招いている。これは共産党が全力で宗教の自由を圧迫し、一切の信仰を禁止している中国に対抗して正義の力を結集して、共産化排除の潮流をさらに助けている。
台湾立法委員会議員・李俊俋氏は、中国共産党は法輪功学習者に対して非人道的な手段を用いていると言い、「この(臓器強奪)は我々には想像もできず、許すことはできません。法輪功はただ信仰の自由を求めているにすぎず、これは基本的人権であり、信仰の自由がない国が、なぜ存在しているのでしょうか」と話した。
同氏は、法輪功学習者が自由の権利を享受できるように、手助けできることを願っていると話した。