吉林徳恵市裁判所は秘密裏に樊雲鵬さんに実刑判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2019年11月14日】楡樹市の法輪功学習者・樊雲鵬さんは2019年9月20日、徳恵市裁判所によって秘密裏に懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡された。10月13日になって、裁判所はこの件をやっと家族に知らせた。樊さんはこの判決を不服として地方裁判所に控訴した。

 法律では開廷する前、裁判所が開廷の日程を当事者の弁護士と家族に知らせる義務があるが、徳恵市裁判所はその規定を守らないだけではなく、秘密裏に判決を言い渡し、さらに、二十数日後にやっと家族に知らせた。法律の執行者としての徳恵市裁判所は、これらの点で法を犯し、濫用し、樊さんを無実の罪に陥れ、公然と憲法、法律を踏みにじった。

 樊雲鵬さんは50歳の男性である。1999年に法輪大法を修煉してから、心身共に受益した。2019年3月26日の午後、楡樹市華昌派出所の警官ら4、5人は樊さんの家に押し入り、樊さんを連行し、家宅捜索を行ない、法輪大法の書籍等の私物を押収した。

 情報筋によると、樊さんはある住宅地で真相シールを貼った時、監視カメラに撮られ、警察にマークされ、監視、尾行され、そして、連行されたという。

 樊さんはまず拘置所に拘束され、8日後の4月3日に、留置場に移送された。2019年4月6日、樊さんの案件は検察庁に送られ、逮捕状が出された。

 2019年8月8日、徳恵市裁判所は樊さんに不当な法廷での審問を行ない、また同じ日に、法輪功学習者・王鳳娟さんと白麗君さんに対しても、法廷で審問を行なった。

 法輪大法を修煉することは真・善・忍に基づいて良い人になることで、社会も、家庭も受益し、市民の道徳感を高め、合法であるだけではなく、表彰されるべきことである。法輪功学習者が連行され、起訴され、懲役刑を言い渡されることは、本来あってはならないことである。法輪功の学習者は正しい信奉を堅持し、真相を伝えることは、被害者としての正義を取り戻し、社会の公正と良識を守ることで、憲法と法律に当然、保護されるべきものである。

 未だに、法輪功学習者を迫害している者に忠告する。これ以上、悪人を助けて悪事を働かず、中国共産党の生贄になってはならない。なぜならば、神が中国共産党を滅ぼす日が近づいているからである。くれぐれも早く三退をして、自分と家族に退路を残すようにすべきである。善悪には必ず報いがあるからだ。いかなる理由があろうと、善良な法輪功学習者を迫害することは、この上なく大きな犯罪行為である。この罪は必ず追訴され、処罰され、そして、歴史の審判を受けるであろう。世間での報いは、ただ世の中の人々を戒めるためのものであるが、地獄での報いは、本当に漏れることなく罪を償う厳しい過程となろう。そして、その報いは子々孫々まで及ぶことになるであろう。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/10/17/394677.html)
 
関連文章