正念は山を切り分けることが出来る
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文/中国の大法弟子 

 【明慧日本2019年12月6日】同修Aさんと一緒に、関門の中にいる同修Bさんを見舞いに行ったのは、2018年9月5日のことでした。Bさんと簡単に交流したら、Bさんの状態がよくないと感じました。Bさん本人も視力が悪くて本も読めず、とても気持ちが落ち込んでいて、功も煉っていないし、発正念の仕方もほとんど忘れていると言いました。

 私は短気な人で、Bさんに「目が見えなくても、耳は聴こえるでしょう?」と聞くと、Bさんは「耳は聴こえます」と言いました。「それならば、師父の説法の録音を聞き、目を閉じて発正念をすれば、いいのではありませんか? そして、煉功もしてください。体が動くのだから、煉功をすればいいのではありませんか? 毎日、法を学び、煉功をし、発正念をしてください。師がおられ、法もありますから、邪悪に負けてはいけません」と少し興奮気味に言いました。私は発正念の要領をBさんに話し、発正念についてのアドバイスをし、さらに少し交流した後で、私達はBさんに別れを告げました。

 その夜の11時50分頃、私は歯を磨いて、発正念をしようとしました。すると突然、左目が少し変な感じがして、右手で右の目を隠してみたら周りが一気に真っ暗になり、左目が失明しました。「Bさんを迫害した邪霊が私を妨害しに来た」とすぐ分かりました。しかし、私は少しも怖く感じることなく、「今日、お前がここに来たからには、もう帰らせない」と思いました。

 私は直ちにベッドに座り、両足を組み、大声で「私は大法弟子です。果てしなく光り輝く神です。天を頂き、独り尊く、宇宙の保衛者です。私は宇宙のすべての正しくないものを正します。師父よ、法力と神通力をお与えください。法は乾坤を正し、邪悪を全滅する!」と叫びました。

 その瞬間に私は頭が裂けるように感じ、身の毛が逆立ち、全身の細胞がすべて激しく動き、閉じた左目から黄金の光が発射し、火花が飛び散り、その光景はとても言葉で表現できません。私は心身共に正義と邪悪の戦いを開始しました。約2分後、左目を開けて見たら、前の壁が見えるようになりましたが、まだ少し障害物があるように感じ、そこで、私は目を閉じて、引き続き集中して発正念をしました。左目から七色の光を発しました。その光は周囲へと広がり、さらに、さらに広がりました。

 5分後、アラムが鳴りました。再び目を開けてみたら、左目は完全に正常に回復していました。前後、5分足らずの間でしたが、この5分の間に私は、「一念で山を切り分けることが出来る」と言う意味が分かり、そして、師父がおっしゃった「大法弟子の正念は威力あるものである」[1] と言う意味も分かりました。

 今回はとても速く関門を突破しました。「自分を主役にして自分を大きく高くすれば、本当に正しくないものを正すことが出来る」ことを体得しました。また、師父は「本性の一面は、なぜ法を正さないのでしょうか?」[2] と説かれました。これからもわかるように、私達は必ず固く師を信じ、法を信じることをやり遂げましょう!!

 個人の次元の限りがあります。不適切なところがあれば、ご叱正を宜しくお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨二』「大法弟子の正念は威力あるものである」
 [2] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「道法」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/11/25/395022.html)
 
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