師父のご恩を忘れず、心を込めて人を救う
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2019年12月18日】私は今年で81歳になります。1998年3月から法輪大法を修煉してから、すでに20年以上が経ちました。今日、私は修煉の体験を師父にご報告申し上げ、同修の皆さん達と交流させていただきます。

 一、修煉する前の苦しみ

 法輪大法に出会う前の私は全身病気だらけでした。低血糖症や肩こり、それに七つの頸椎のうち三つの頸椎に問題があるため、常に頭痛とめまいがして、しょっちゅう気が遠くなって倒れていました。また、重度の冷え性と足の関節炎のために年中寒がっており、特に冬になると、厚い綿で作ったズボンをはいていても、寒さが止まりませんでした。長年にわたって薬を飲んでも、注射をしても、そして、マッサージまで試しましたが治らず、酷い時には頭を上げられませんでした。関節炎が出ると歩くだけではなく、自力でベッドに上がることすら出来ませんでした。普通の人は苦しみの中にも、少しは楽しみなこともありますが、私の場合には苦しみ以外に何もありませんでした。

 二、法輪大法に出会い、全身の病気が治る

 病気で苦しんでいる私を見て、友人が法輪功を紹介してくれました。初めて彼女から座禅を教わった時、私は簡単に両足を組むことが出来ました。不思議なことに、関節炎で歩くことすら大変だった私なのに、座禅しても全然痛みが感じられませんでした。友人は「あなたは縁があるわ。根基がいいから、ぜひ習ってね」と励ましてくれました。私は「そうかしら、縁があるなら必ず習いたいわ」と言いました。当時、私は内孫の子守をしていたので、が寝ている間に法輪大法の書籍『轉法輪』を読んでいました。およそ3分の1まで読んだ頃、全身に熱が出てきて、いろんな症状が現れましたが、痛みはあまり感じられませんでした。師父が私の身体を浄化してくださっていると分かっていました。以前なら、めまいの時には目も開けられず、話しも出来なかったのですが、今回は横になって『轉法輪』を読むことが出来ました。

 娘が家に帰って来て、ベッドに寝ている私を見て、「母さん、風邪をひいたの? 早く薬を飲んでね」と不安そうに言いました。私は「風邪ではなく、業を消しているだけよ。師父が私の身体を浄化されています」と教えました。半信半疑の娘はそれから私に薬を勧める話をもうしませんでした。

 5日目に友人がやって来て、「どうしたの?」と聞きました。私が「業を消しているのよ」と言うと、彼女は「今から起きて、一緒に王さんの家に行き、王さんにもこの事を教えましょう」と誘いました。私は「今の状態で起きられるかしら?」と不安そうに言うと、友人は「きっと大丈夫よ!」と励ましてくれました。起き上がるとめまいもなく、さらに歩いてみると何の問題もありませんでした。以前なら、あり得ないことです。自分の変化にびっくりした私は「不思議だね、法輪功は本当に素晴らしいわ! この法門を必ず最後まで修煉しよう!」と思い、嬉しかったのです。私達はさっそく王さんの家に行き、王さんもその日から修煉するようになりました。

 それ以降、私はすべての病気が治り、全身が軽くなりました。私に健康を与えてくださった師父に、心から感謝を申し上げます!

 三、師父は直腸がんの夫を救ってくださる

 1998年6月に夫は血便が出ました。病院へ行って検査した結果、直腸がんでした。夫は軍隊の幹部だったので、優秀な医者に診てもらい、腸を洗うなどの措置を取ったほかに、漢方薬を含むあらゆる良い薬や、民間の処方まで試しましたが効果がなく、最後には便も出ずに腹が膨らんで痛くなり、医者に「治療が出来ません」と匙(さじ)を投げられました。

 病に苦しんでいる夫を見て、私は夫に「あなたも『轉法輪』を読めるなら読んでみて。私の病気が治ったのをあなたも見たでしょう」とやさしく勧めました。私の話を聞き入れ、夫は『轉法輪』を捧げて読み始めました。3分の1ぐらい読んでいた時、夫の身体は浄化し始めました。昔、軍隊で負傷した手首が何度も刀で切られたように、耐えきれないほど痛かったそうですが、2時間ぐらいじっと我慢すると痛みが消えました。不思議なことに、それから夫の手首が完全に良くなりました。

 その後、夫は下痢をし始め、2日間続きました。3日目になると、夫は飲み食いもせず、寝たきりになりました。その日から私も病業状態になり、熱とともに目が開けられず、何も食べられませんでした。私と夫は別々のベッドで、7日間も飲み食いせずの寝たきり状態になりました。

 その間、私の天目で美しい光景が見えました。金色のテントが私のベッドを覆っているのが見え、テントからたくさんの小さな法輪が飛んで来て、跳躍しながら真ん中に集まり、私が両手で掬(すく)おうとすると、すぐに姿が消えました。 続いて、赤い洗面器の中のきれいな水が私に向かって傾き、水の上には花が浮かんでいる画像が見えました。また、師父が『轉法輪』の中で書かれていた通り、一本の通路が見え、道の両側に山もあり、川もあり、町もあり、その道に沿って青々と茂っている木々があり、山には石でできた階段があり、たくさんの木々がありました。それに市場へ行く人々の姿も見え、とても素晴らしい光景でした。

 8日目になり、私はやっと覚めました。お腹がすいているのを感じた私は、いきなりベッドから起き上がりました。ちょうどその時、夫も起きて来て、お腹から大きな音が鳴ると同時に、急にもよおしてトイレに行くと、黒っぽい大きな塊が出てきました。夫は大声で「今度こそ良くなった。師父が俺のためにその悪い物を取り除いてくださった」と興奮しました。私達夫婦はお互い一斉に「師父、ありがとうございます! 命を救ってくださって、心から感謝いたします!」と何度も言いました。

 落ち着いてくると、夫もお腹が空いたと言うので出かけて行き、おいしい食べ物を買って来ました。私は夫と一緒に7日ぶりに食事をしました。常人なら、7日間も飲み食いしないと、命の危険があるに違いありません。少なくとも内臓が衰弱し、すぐには普通の食べ物を食べられないと思います。しかし、師父は修煉者の私達を見守ってくださり、そして身体を浄化してくださったので、私と夫は無事でした。

 法輪大法を修煉すると、このような超常的な奇跡がたくさんあり、本当に素晴らしいです! それ以降、私と夫はすべての病気が奇跡的に治って、身体が軽くなり、毎日住んでいるマンションの4階を楽々と上ったり、降りたりして、若者にも負けていません。

 それからすでに20年以上も過ぎましたが、私と夫は薬を飲んだことがなく、とても元気です。現在80歳を過ぎた私に若返りの現象が起きており、誰から見てもせいぜい60歳ぐらいにしか見えないとよく言われます。

 四、師父に、二度も二酸化炭素中毒から救われる

 私は度も二酸化炭素中毒になった経験があります。我が家では冬の暖房に石炭を使っています。石炭を節約するために煙突をオンドルに通す構造をとっていますが、流れが悪い場合は、二酸化炭素が排出される危険性もあります。1回目は2002年の冬に、私が寝室で寝ていた時に二酸化炭素中毒なってしまい、意識がなくなりました。当時、夫は居間でテレビを見ていて、私の状態に気づいていませんでした。朦朧とする中で、私の頭に次のシーンが浮かびました。1人の警官が家に入って来て、部屋中を捜索しながら、「家に法輪功の経文がないか、さっさと出せ!」と言ったので、私は「上を見ないで、手書きの経文が壁の上に貼ってあるから」と心の中で願いました。

 緊張するあまり目が覚めました。私は水を飲みたいと言った後に、また意識がなくなりました。水を持ってきた夫は私の異変に気づき、すぐに私を介抱して戸外に出しました。しばらくして、私はやっと息を吹き返しました。

 2回目は2003年の冬のことでした。前回と同様に意識が朦朧とした時、夢の中で近所の人がやって来て、私の経文が入っている袋を持って行くのを見て、急いで「その袋はダメ、別の袋をあげるわ」と叫びました。私の叫び声でびっくりした夫は異変に気づき、私に防寒服を着替えさせた上で、布団を掛けてくれて、戸外に寝かせてくれました。しばらくして意識が戻り、危機一髪の状態から救われました。

 師父は二度とも私に冷ややかな夢を見せて目ざめさせてくださり、度とも私の命を救ってくださいました。あれから十数年も経ちましたが、後遺症も出ませんでした。過去の事を思い出す度に、感謝の涙が止まらず、ただただ、師父に感謝を申し上げます。

 五、娘の正義の言葉で、610弁公室の者が震え上がる

 私の子供たちは皆、私と夫の修煉を支持しており、法輪功への理不尽な弾圧が起きた時から、大法のために両親の味方をして守ってくれました。2015年、私達夫婦はともに法輪功を迫害する元凶の江沢民を告訴しました。その後、迫害を直接指示する610弁公室の組織の人員は、私達に電話をするのを恐れているため、娘に電話して、娘と一緒に我が家に来ると言いました。それを聞いた娘は直ちに厳格な口調で、「悪事をやめて下さい! 法輪功は素晴らしいものです。両親は法輪功を修煉したお陰で、重い病気も治り、やっと健康を手に入れたのです。私は両親を支持します。あなた達を連れて行くわけがありません。あなた達が行くのならご自由ですが、両親に何かあった場合は黙っていませんから!」とはっきり言いました。娘の凛とした態度で言われた邪悪な610弁公室の人員らは震え上がり、我が家へ来る勇気がありませんでした。それ以降、私達に嫌がらせをすることはなくなりました。

 六、師父のご恩を忘れず、心を込めて人を救う

 1999年7.20、中国共産党は法輪功に対して狂気じみた迫害を起こし、世界中の人々を嘘偽りの宣伝で騙しました。法輪功の真相を伝えるために、私と夫は真相資料を配ったり、「法輪大法は素晴らしい」、「大法の師父の潔白を返せ」などのスローガンをチョークで書いたりしました。その後、大法の真相小冊子や『共産党についての九つの論評』などを配り、人々に中国共産党の実態を見極めさせ、中国共産党、共青団、少先隊から「三退」して命を守るように促しました。

 法を正す勢いが進むにつれ、同修達は直接人々に真相を伝えるようになりました。私も毎日きれいな明るい色の服を着て、若々しくして出かけて行き、人に真相を伝えています。人によく年を聞かれますが、私が81歳だと答えると、皆が信じられないと言ってくれます。ある人は私に「60歳ぐらいにしか見えませんが、何か霊薬でも飲んでいますか?」と不思議そうに聞きました。私は「何の薬も飲んでいませんよ。私は法輪功を修煉しているからこんなに元気なのです。昔、私は病気だらけで、法輪功を修煉してから完治しました。法輪功は佛家の高徳な大法で、真・善・忍を重んじ、修煉者をさらに良い人になるようにと教えています。それに五式の煉功動作があり、身体を素早く健康状態に回復させます。現在では世界中で100以上の国や地域に広がっています。素晴らしいです!」と言いますと、皆が「本当に素晴らしいですね」と応えてくれました。

 さらに私は「こんなに優れた功法なのに、売国奴の江沢民は中国共産党と一緒に法輪功を酷く迫害するだけではなく、法輪功学習者の臓器を摘出して売買するなんて、邪悪極まりないです。多くの悪事を働いた中国共産党は天罰を受けるに違いありません。早くそれらの組織から脱退することで、邪悪にコントロールされなくなり、本当の身の安全と幸せがやって来るのです。偽名でもいいので脱退しましょう」と促すと、ほとんどの人は同意してくれます。

 そこで私は小冊子を1冊あげて、「家に帰ってよく読んでください。自分が読み終わったら、他の人にも読ませるといいですよ。功徳があり幸福をもたらます」と教えます。中には自分が「三退」したが、妻や子供がまだ脱退していないことを焦り、家族の名前を書き出して、私に「三退」してもらいたい人もたくさんいます。私は彼らに「家族に伝えて、本人の同意があればよいのですが、そうでなければ効果はありません」と説明すると、「大丈夫だ、必ず納得させます。家では皆が私の話を聞いてくれます」と言う人もいました。

 私は毎日のように市場へ行って真相を伝えているため、市場で商売する人達もよく私のことを知っています。私に会うと、いつも「おばあちゃん、今日は新しい資料がありますか?」と聞かれます。私は「ありますよ」と答えると、お金を入れる引き出しを開いて、私に資料を入れるようにと促す人もいれば、買い物袋を開いて小冊子を入れてほしいという人もいます。こうして世の人は、自ら真相を求めるようになりました。世の人々は目覚めてきています。このような変化を私は心から嬉しく思っています。現在まで、私が「三退」させた人数は3万人を超えました。2005年から今日まで、私は毎日午前中は真相を伝え、午後からは学法してから家事を済ませ、それから真相資料をもらいに行った後で、同修達に届けます。大法弟子として私は今まで頑張ってきましたが、精進している同修達と比べるとまだまだだと思っています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/11/29/395840.html)
 
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