広東韶関市の蔡青さん 不当に懲役4年の実刑
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 【明慧日本2020年4月24日】(広東省=明慧記者)2019年12月30日、広東省韶関市武江区法輪功学習者・蔡青さん(38歳男性)が韶関市曲江区裁判所に不当に懲役2年の実刑判決と、さらに、罰金1万元を科された。蔡青さんはこの判決を認めず、控訴したが、現在、二審の結果を待っている。

 蔡青さんは上海にある外資系企業の高級エンジニアであった。2019年6月30日午前11時頃、西南寧市興寧区で広東省国内保安部門(法輪功迫害の実行機関)の警官と南寧市地元派出所の警官らに連行され、すでに9カ月以上拘禁されている。蔡青さんの私物(法輪功書籍、法輪功の真相資料、携帯電話4台、電子書籍4台、ノートパソコン1台、USBメモリ5個、外付けハードディスク3個、プリンター1台、ノート6冊)が押収された。

 情報によれば、2015年蔡青さんが江沢民を告訴してから、追跡調査されていたという。今回連行されたのは、データサイエンスの顔識別技術により広東省国内保安部門の警官に、追跡されたことだと推測される。

 蔡青さんを連行した広東省国内保安部門の警官は「蔡青が罪を認めれば、懲役6カ月から懲役1年の実刑判決だ」と言った。また、犯罪例としては、江沢民を告訴すると行政拘束10日間だ、と言った。そして、家宅捜索をし、インターネットから法輪功資料をダウンロードした法輪功の真相資料の印刷したもの、パソコンで使用する中国のネット封鎖を突破するためのソフト378個、法輪功に関する文章が記載された冊子が103篇、法輪功の動画が360個、法輪功書籍が340冊、ウェブサイトのリンクファイルが6個の全てが押収された。

 蔡青さんが加えられたいわゆる全ての「罪」を認めず、法廷上で証言された不当な「罪」を全否定した。また、下された判決を認めず控訴し、現在は広東省韶関市武江区拘置所に拘禁され二審の判決結果を待っているところである。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/4/18/403991.html)
 
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