深圳市の好青年の羅植尹さん 不当な裁判に直面
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 【明慧日本2020年5月1日】広東省深圳市の法輪功学習者・羅植尹さん(20代)は2019年9月26日、警官らによって連行され、深圳市南山区留置場に拘禁された。6カ月経った現在もなお、同留置場に拘禁されている。羅さんの案件は証拠不足で2回も検察庁に差し戻されたが、羅さんは解放されなかった。しかし、2020年3月5日、深圳市福田区華強北派出所の警官らは、羅さんに対する「証拠」を追加し、南山検察庁に送った。そして4月14日、羅さんの案件は南山裁判所に渡された。

 2019年9月26日午後、仕事中の羅さんは福田区華強北派出所の警官らに連行された。羅さんの家族にも通知ぜず、証明書も提示しないで羅さんの自宅を家宅捜索した。同派出所に連行された羅さんは警官に頭と顔を覆われ、股下に押しつけられて殴打された。その結果、羅さんの顔は腫れ上がり、服も引きちぎられた。警官らは羅さんに「臓器を取る所へ送るぞ」などと脅迫し、「ここにサインしたら、帰宅できる」と嘘をついてサインを強いたが、帰宅させなかった。

中共酷刑示意图:殴打
拷問のイメージ絵:寄ってたかって殴打する

 羅さんは広東省潮汕の出身で、純朴で善良な青年である。連行された羅さんは法輪功を学ぶことが罪にならないと信じている。9月27日、羅さんは福田留置場に送られ、3カ月以上拘禁された後、この案件を南山区検察庁に渡された。2020年1月8日、羅さんは秘密裏に南山区留置場に移送された。

 検察庁は二度も証拠不足で羅さんの案件を差し戻したが、警官らは証拠を追加し、検察官によって羅さんは起訴された。警官は羅さんが法輪功の真相を書いた紙を貼ったと疑ったが、映像に証拠の映像が映っておらず、ある者に証人としてウソの証言をさせた。そのため証人の証言は矛盾だらけで、全く説得力がなかった。

 警官は証明書を提示しないまま家宅捜索を行なったり、暴力を振い脅迫した。さらに、嘘をついて供述を取るなど多くの違法行為を行なった。

 90後の青年・羅さんは何で法輪功を学んでいるのだろうか? 羅さんは以前、利己的で親を頼ってばかりで、自分の身の回りのことを一切やらず、冷たい性格だった。しかし、幸いにも法輪功に出会い、「真・善・忍」の法理を知り、人間として生きる意味が分かった。そして、羅さんは変わることができた。

 法輪功を学んでから、羅さんは健康になり善を持って人と争わず、他人に優しく寛容になり、周りの人もみんな羅さんのことを好きになった。法輪功のおかげで、羅さんは退廃的な若者から、前向きな好青年になった。

 「自分の行ないは周りの人が見ていなくても、神様が見てくれている」という俗語がある。法輪功学習者への迫害に参与している人は、いち早くその迫害を止めなければならない。法輪功は佛法修煉である。佛法を誹謗中傷し、佛を修めている人を迫害する者は必ず報いを受け、悲しい始末が待っている。

 古代中国には「頭上三尺に神あり」ということわざがある。神様がこのすべてを見ておいでだ。例えば、災難が身近で起きても何事もなく安全な人もいれば、それから遠く離れていても、疫病にかかる人もいる。また、古代中国には「人間が治めなければ、神が治める」という俗語があるように、悪事を働いた者は必ず悪報を招くと言われている。人が神佛を信じなくても、神佛は必ず存在していて、善良な人を加護し、悪人を一人も漏らすことなく懲罰するのである。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/4/25/404324.html)
 
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