若い新大法弟子 師父は私を法船に導いてくださった
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文/中国の大法弟子

  【明慧日本2020年5月6日】私は2020年2月に法輪大法の修煉を始めました。法を得てから短い時間ですが、心身ともに大きな変化がありました。

 ゲー ムに夢中になり 心身ともに傷つく

  振り返ってみると、私は12歳でパソコンゲームや携帯電話ゲームに夢中になり始め、そこから抜け出すことができず、学習の成績もがた落ちになりました。ゲームをするために、大人を騙したこともありました。ネット中毒になってから10年ほど経ちましたが、悪い習慣が身についたにもかかわらず気にしませんでした。特に現在の社会環境では、ネットゲームはどこででもすることができ、思わずすぐに遊びたくなり、やめようとしても全くできませんでした。

  幼い頃を思い出すと、家族がゲームに夢中になっている私を見てよく注意しましたが、三日坊主で止められず、さらにひどくなりました。しかも、よく遊んでいたのが殴り合いや殺し合いの競技ゲームだったので、頭が麻痺され、以前は朗らかな子どもであった私は偏屈になり、人に会っても親しみも感じなくなり、話すことも笑うことも嫌で、一日中携帯を手にしていました。食事をする時、歩く時、寝る前にも携帯を手にしていました。

 この悪い習慣により、私は身体の状態が非常に悪くなり、頸椎に問題が生じました。若いのに頸椎は意外に早くだめになり、疲れてもだめ、冷えてもだめ、曇りの日でも雨の日でも、首の後ろがずっと凝っていて、非常に苦痛でした。このことで両親に大変心配をかけました。両親は私を連れて鍼灸に行ったり、薬をもらいに行ったりしてくれました。本当にお金を費やして針に刺される痛みを買っていたようなものでした。しかし、私はこのネット中毒から抜け出すことができませんでした。

  私の身内の多くは法輪大法を修煉しています。祖母、父、母、伯母などが修煉していて、非常に良い修煉環境に恵まれています。考えてみれば、非常に大きな縁があったため、このような家庭に生まれたのです。幼い頃、家族はよく私を導いてくれました。神伝文化の物語を聞かせたり、師父の説法のビデオを見せてくれたりしました。師父の説法を聞いていた当時、私は家族が修煉することを支持していました。しかし、自分は修煉せず、修煉しない口実を探していました。まだ若いし、したいことがたくさんあり、名利を追求していました。家族からもらった大法に関する資料を読む時もあり、音声ファイルを聞いたりもしていましたが、どうしてもその意味が理解できず、聞き入れることができず、ずっと修煉を始めることができませんでした。

  夢の中で師父からの啓示あり

  2020年1月末のある日、睡眠中、夢の中で師父が私を悟らせてくださいました。この夢は非常にはっきりしていて、現実と同じように感じました。夢の世界は次のようでした。

  師父は煉功服のような服を身につけておられ、黄色のシートの上で坐禅をしていらっしゃいました。私の家族も皆そこにいて、全員両手結印し、師父の後ろに一列に座っていました。その場面は非常に和やかでした。

  その時、私は師父から比較的近い所にいました。師父は厳粛なお顔で私を見ていらっしゃいました。私に「あなたは何をしに来ましたか?」と聞かれました。その時、私の分かっている一面が師父に「師父と一緒に戻るためです」と答えました。この言葉を言い終えた瞬間、私の心はひとしきり辛くなり、悲しみがこみ上げ、涙が絶えず流れ落ちました。師父はそれをお聞きになり、ちょっと笑顔をみせられましたが、何もおっしゃいませんでした。それから手印をしてくださいました。私が正法を得ることを阻止するすべてが、まるでその手印により取り除かれたかのようでした。

  その後、また多くの大災難の夢を見ました。その場面は非常に凄惨で荒涼としていました。災難が過ぎると、また今まで見たことのない光景が見えてきました。天、地、人は全て天地がひっくり返ったかのように変化し、睦まじくて平和で和やかな雰囲気を感じました。

  夢から覚めて、私は直ちにこの夢を祖母に伝えました。祖母は、師父が夢の中で私に法を得て修煉するように悟らせてくださったのだと言いました。そこで、私は修煉の門に入ってみようと思い、祖母と一緒に『轉法輪』を読むことに同意しました。祖母は『轉法輪』を3回通読すると、私が法を得ることを妨害する良くないものが作用しなくなると言いました。

  学法と煉功を堅持 ネット中毒から抜け出す

  今回、私は毎日『轉法輪』を必ず1講読み、その意味を真剣に理解するようにしました。以前は本を読むと頭痛がし、読み続けることができませんでしたが、今回は痛みがないばかりか、師父の説かれた法の内涵を理解することができ、非常に多くのことを感じ取り、法の貴重さ、法の得難さを理解できるようになりました。こうして、『轉法輪』を3回通読した後、今後修煉し続けることを冷静に決意しました。今は毎日決まった時間に発正念をし、邪悪要素を取り除いています。朝早く起きて五式の煉功を行ない、毎日『轉法輪』を2講読み、夜には集団学法に参加しています。

  学法してから、ゲーム遊びは執着心であると分かり、やめようと決意しました。心が動揺することなく、以前と同じようにゲームをしようとしましたが、本当に遊ぶことができないことに気付きました。2分も経たないうちに、頭がくらくらし、吐き気がしてきました。師父が本当に私の面倒を見てくださり、私に遊ばせないようにしてくださっていると分かりました。私は直ちにすべてのゲームをアンインストールしました。以前、ゲーム遊びにどのくらいの時間とお金、精力を費やしたにしろ、ゲームがいかに面白かったにしろ、今回全て徹底的に切り捨てました。

  師父は教えてくださいました。「物事の良し悪しは人間の一念によるものである」[1]。本当にその通りでした。ゲーム遊びをやめてから、再び遊びたい欲望はなくなりました。10年間のネット中毒を断ち切ってくださった師父に感謝いたします。学法と煉功により、私は頸椎の痛みが消え、人と話し合うことが好きになり、明るくなりました。

  師父は失と得の問題についてこう説かれました。「しかし、煉功者としては、どのように失と得に対処すればよいでしょうか? それは常人の場合とは違います。常人が得ようとしているものは個人の利益で、どうすれば暮しが良くなるか、どうすれば楽に暮せるかということです。煉功者はそれと正反対に、常人の得ようとするものは求めようとしません。そのかわり、常人は修煉しないかぎり、われわれの得るものを得ようとしても得られません」[1]

  この部分の説法から、以前追求していた常人の考えを放下すべきだと分かるようになり、問題の考え方も変わりました。名利を追求したいという考えがなくなり、善い人になる道理が分かり、非常に大きく昇華しました。私が修煉を始めたことを目にした弟も、大法の修煉を始めました。現在、家族全員が修煉していて、とても幸せです。慈悲なる師父が私を救い済度してくださり、偉大なる大法が私を変えてくださいました。

  発正念すると 大法の威厳が現れる

  修煉を始めてから、私の身体にとても多くの不思議なことが現れました。私はよく家族と一緒に発正念をしますが、ある時、掌を立てて自分の空間場をきれいにしようとしていた時、家族も私を手伝ってくれました。その時、目を閉じていましたが、天目の所が明るくなり、白くなり、非常に眩しくなり、それから、すぐに温かい流れが頭のてっぺんから下へと駆け抜けていきました。その流れ行く先々はすべて非常に温かく感じ、こめかみを通る時は張った感じがし、最後には全身を駆け抜けました。その後、家族と交流し、これは師父が私を灌頂してくださり、身体を浄化してくださったのだと分かりました。師父に心より感謝いたします。

  家族と一緒に発正念をする時、周りに非常に強いエネルギー場があるのを感じ、身体が熱くなり、また多くの神々しい光景を見たこともあります。金色の大きな法輪が回転し、すべての同修の周囲にたくさんの小さな法輪が回転し、また天女が花を散らしているのを見ました。また天空を舞っている金龍や金鳳、天国世界の珍しい光景を見たこともあります。

  最もはっきり覚えているのは、ある時足を組むと、入定したと感じ、非常に心地よくなり、天目の部位がずっと脈打ち、他の空間の私が顔を上げて空を眺めていると感じ、自分の身体が飛翔し、ピンク色の透明な輝く蓮の花を踏んで上昇していました。下方の地面を眺めながら、ますます高く飛んで行き、地面はますます小さくなり、それでも怖くはなく、心は穏やかでした。

  その後、一つの世界に到着しました。その世界の美しさは人間の言葉では形容できません。そこには非常に独特な門があり、色とりどりに光り輝いていました。中から一人の仙女が舞い降り、古代の服装をした仙女が私をその中へ案内していきました。

  入って見ると中は非常に神聖で厳粛でした。彩雲が漂っている一本の大通りがあり、その両側には無数の佛、道、神が座っておられ、その場面は厳かでした。仙女は私を連れて大通りの真ん中を非常に速いスピードで前に向かって飛んで行きました。私の目の前で、金色の光を放っていて、まるでトンネルを通っているような感じでした。そして比類なく巨大な宮殿の前に到着し、宮殿の扉を押して入ると、まるで別世界に入ったかのようでした。比類なく巨大な佛が1人空中で坐禅を組んでおられました。私は頭を上げてその佛(師父)を見ようとしましたが、いくら頑張っても、師父の坐禅されている脚しか見えませんでした。師父の身体は無量の金色の光芒を放ち、光芒は比類がなく、また師父の後ろには数え切れない天体があり、私はたとえようもなく感動しました。その時、発正念の時間が終わり、私も出定しました。

  心を込めて真相を伝え 親友を三退させる

  これまでの修煉を通じて、私は大法の貴さを認識し、人身は得難く、機縁は巡り難いものであると認識しました。私は心の底から世の人々に真相を伝えたいと思いました。

  初めて周りの友人に真相を伝えた時、私はやはり躊躇しましたが、最終的には、私は法輪功を修煉しており、自分の修煉体験を伝えました。中国共産党(以下、中共)により無神論の思想を注ぎ込まれ、また中共がこれほど長い間大法と大法弟子を迫害したため、洗脳された友人はすでに良し悪しを分別する能力がなくなり、非常に深く毒害されていました。私の話を聞いた時、驚き、頭が真っ白になった彼女は私に問いかけました。「それは×教ではないの? どうしてそんなものを煉るの? それは違法だよ」

  彼女がなぜこんな話を口にしたのか、私には分かっていましたが、彼女に法輪功の真相を伝え、自分の修煉体験を話し、中共の邪悪な一面を暴露しました。最初、彼女は非常に抵抗し、聞き入れようとしませんでしたが、私が話しているうちに、少しずつ反発する気持ちが薄れ、真相が分かってきて受け入れ、自らの意志で三退しました。恐らく親友だから聞いてくれたのだと思います。私が「もし今日、他の人があなたに法輪功の真相を伝えたら、三退しましたか?」と聞くと、彼女は「多分受け入れないし、まったく聞かなかったでしょう」と答えました。彼女は私の修煉体験に心を打たれ、法輪大法は素晴らしいと知り、中共の邪悪さが分かってきたのです。

  弟子に対して絶えず加持し、励まし、正念を授けてくださった師父に感謝いたします。弟子として、師父に対する感謝の心を言葉で言い現わすことはできません。今後、法を多く学び、煉功し、師父が按排された三つのことをしっかり行ない、修煉者として行なうべきことをしっかり行なうことしかありません。

  以上は修煉前後の私の体験の一部です。師父にご報告し、同修と交流するために書きました。足りないところは、慈悲なるご指摘をお願いいたします。

  かつての私と同じように、ゲーム遊びに夢中になっている若者が私の体験から少しでも啓発され、ネット中毒から抜け出し、本当の自分を取り戻し、大法を修煉し、師父と一緒に自分の家に戻るよう希望します。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/3/30/403142.html)
 
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